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サイクル・リビングラボが京都府丹後広域振興局、海の京都DMOと連携協定を締結
その他
2018.11.08
一般社団法人サイクル・リビングラボ(※)が、京都府・丹後地域の活性化を目指し、京都府丹後広域振興局および一般社団法人 京都府北部地域連携都市圏振興社(通称:海の京都DMO)と「丹後地域における自転車の活用を基軸とした取組による地域活性化に関する連携協定」を締結した。
※ 一般社団法人サイクル・リビングラボは、株式会社インフォバーンが株式会社イミカと共同で設立した団体
※ 一般社団法人サイクル・リビングラボは、株式会社インフォバーンが株式会社イミカと共同で設立した団体
本協定は、丹後地域における交流人口の増加や、産業・文化の醸成といった新たな価値創造に寄与することを目的としている。地域住民・企業・行政がそれぞれの強みを活かして課題解決に向け共創する「リビングラボアプローチを用いて、自転車の活用を軸に多彩なサイクリング関連事業に取り組んでいく」こととなる。
連携・協定事項は以下の通り。
(1)サイクリスト向けサービスの充実に関すること
・サイクルステーションの整備支援
・サイクリスト向け商品の開発支援
・ショップと連携したライドイベントの誘致
・サイクリスト向け情報の発信
(2)自転車を基軸とした産業創出に関すること
・シェアサイクル・レンタサイクル事業の導入支援
・自然景観を活かしたアクティビティ事業の導入支援
・インバウンド向けサイクル事業の導入支援
・サイクリスト向け商品の開発支援(再掲)
(3)自転車を基軸とした社会課題の解決に関すること
・自転車に関する先端テクノロジーを活用した移動困難者対策
・自転車を活用した健康増進事業
・自転車と既存交通システムとの連携
(4)自転車文化の創造に関すること
・自転車に関するマナーの普及・啓発事業
・住民向け自転車試乗会の誘致
・関係者によるプラットフォーム会議の開催
サイクル・リビングラボは本協定締結以前より、この丹後半島エリアにおいて様々な実証実験を行っており、同エリアがサイクリストの聖地となりえるかポテンシャルを探ってきた。
その活動は、サイクルエイドステーション化のテストマーケティング、地域住民と共に走るライドイベントの実施、有識者を集めてのモニターツアーやフィールドワークの実施など、多様なステークホルダーが参加し、それぞれが持つ異なる価値を提供しあうことで行われてきた。
また協定締結の同日には、キックオフイベントとして地域の行政・企業、地方創生において様々なジャンルで活躍している有識者が集まりパネルディスカッションを通して、白熱した意見交換会を行った。
これからのサイクル・リビングラボの活躍と、今後ますますのサイクルフレンドリーになっていく丹後半島に期待したい。