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1型糖尿病の田仲駿太さんがニュージーランドの大会で3位入賞
レース
2018.12.03
ノボ ノルディスク ファーマがサポートする1型糖尿病で鹿屋体育大学自転車競技部1年生の田仲駿太さん(大分県出身18歳)が初の海外レースに挑戦し、ニュージーランドのインバーカーギルで行われた自転車競技大会「サウスランド トラック チャンプス」(Southland Track Champs 2018年11月30日~12月2日)の男子スプリント(男子オープンU19以上のカテゴリー)で3位に入賞した。
田仲駿太さんは、本大会のタイムトライアルレース、スプリント、ケイリンに日本人として初めて参戦した(注1)。出場した各レースの結果および予定は以下の通り。
・11月30日 エリート男子1,000m タイムトライアルファイナル(マクリーンカップ) 7位/22人中
・12月1日 男子スプリント(男子オープンU19以上のカテゴリー) 3位/13人中
・12月2日 男子ケイリン(予定)
注1: 日本人では2014年大会のパラレースに出場している選手がいます。
レースには、ニュージーランドの選手を中心に総勢180人の選手が95種目に出場した。ニュージーランドはトラックレースで世界3位の強豪国であり、ジュニアチャンピオンが参戦するハイレベルなレースとなった。
田仲駿太さんのコメント:
「初の海外レースということで、長い移動、言語や食事の違いにストレスを感じたが、少しずつ大会の雰囲気を楽しむことができ、今後の自信につながる結果が出せた」
田仲 駿太(たなか しゅんた)
所属: 鹿屋体育大学 (1年生)
鹿屋体育大学自転車競技部
トラック競技
生年月日:平成11年12月9日(18歳)
出身地: 大分市
出身高校: 大分県立別府翔青高等学校 自転車競技部 主将
小学校2年生(8歳)の3月に1型糖尿病を発症。
喉が乾き、トイレが近くなった。いつも通りのご飯を食べているのに痩せていく。授業に集中できないほどのだるさ。病気がわかったときは「このまま自分はどうなるのか、人とは全く違う生活をしなければならないのか」とショックを受けた。しかし、大分で行われている1型糖尿病のサマーキャンプに出会い、同じような仲間と生活を共にして励まされた。病気との向き合い方をマイナスに考えていたが、プラスに考えようと決めて180度変わった。
日ごろ気をつけていること:
ハードな競技をしているので、レース前の血糖管理やレース後の低血糖を減らすための注射の量の設定を主に考えながらコントロールしている。
自転車との出会い:
中学3年の冬、同じ中学で近所の友人の誘いを受けた。車輪の付いたスポーツに前から興味があったため始めようと思った。
自転車競技での成績(直近):
平成29年度
全国高等学校選抜自転車競技大会(福岡・久留米) ケイリン 2位
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)福島 チームスプリント 2位
国民体育大会(愛媛) チームスプリント 4位、ケイリン 優勝
平成28年度
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)鳥取 チームスプリント 優勝
全国都道府県対抗自転車競技大会(愛媛) チームスプリント 優勝 スプリント 8位
国民体育大会(岩手) 1kmタイムトライアル 6位
将来の夢
オリンピックや世界選手権で活躍できるような選手
大会概要
レース名: サウスランド トラック チャンプスSouthland Track Champs
大会日程: 2018年11月30日(金)から12月2日(日)
大会場所: ニュージーランド インバーカーギル New Zealand, Invercargill
参戦するレース種目: ケイリン、スプリントレース、タイムトライアルレース
問・ノボ ノルディスク ファーマ