■Polar Precision Prime(TM)センサー
通常の光学式心拍計は緑のLEDを使っているが、新方式では、緑と赤色の2色のLEDを計9個使用。赤色の波長を加えることで、より深い位置の毛細血管の計測も可能になり、血管の状態をより正確に把握することができる。
また、3D加速度センサーと皮膚に接触する面には電極センサーを4つ搭載。皮膚と光学式心拍センサーの接触状況を把握でき、Vantage Mは手の動きで発生する誤差(モーション・アーティファクト)の補正をより正確にできる。この2色LED光学センサー、電極センサー、3D加速度センサーという3つのセンサーを融合させることにより、心拍数計測の精度を高めることに成功した。
■トレーニング負荷 Pro(TM)
ポラール既存製品に搭載されていたトレーニング負荷の分析機能をさらに強化した。
新たに搭載されたトレーニング負荷 Pro(TM)は、負荷を、筋肉の疲労度「筋肉負荷」と、心肺機能の疲労度「カーディオ負荷」、自身が感じる疲労度「自覚的負荷」の3種類に分類。筋肉負荷は、ランニングパワー(要フットポット)や自転車のパワーメーターなどでパワー計測をした際に、負荷状況を数値化する。カーディオ負荷は、トレーニングで心拍数を計測し、その結果から負荷を数値化。自覚的負荷はトレーニング後に自分でトレーニングの疲労度を10段階評価することで得られる。
トレーニング後に体のどの部分に疲労がたまっているかを数値で確認できる。また、カーディオ負荷は直近と過去のトレーニング量を数値化し比較することで、体の状況をオーバートレーニングか適正なトレーニング量かのバランスをチェック。これにより怪我につながる危険性を確認できる。
問
ポラール・エレクトロ・ジャパン