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マヴィック ホイール新製品情報 コメットプロカーボンやグラベル向けモデル充実

新製品
マヴィックが2020年モデルを発表。一部はすでに国内流通がスタートしているモデルもある。エアロホイールのコメットにNONSL仕様が追加。欧州で人気のトラックレース向けに新たなラインナップとしてエリプスが登場。人気のグラベルロードカテゴリー用ホイールオールロードシリーズにはフルカーボンリムモデルが追加された。

 

コメットプロカーボンにNONSLモデルが登場



マヴィックのオンロードホイールはアクシウム、キシリウム、コスミック、コメットという4つのラインナップがある。その中で、今回ニューモデルが登場したのはハイト64mm、幅26mmのエアロリムを採用するコメットカテゴリー。コメットプロカーボンとコメットプロカーボンディスクが新たにラインナップされた。

コメットプロカーボンSLというモデルがすでにリリースされていたが、モデル名から”SL”がなくなった、ハブやスポークパターンが異なる”NONSL”が追加されたのだ。

コスミックやキシリウムではすでにこの”NONSL”モデルの展開がある。モデル名の末尾にSLと付くモデルが反応の良さや、軽さ重視であるのに対して、”NONSL”は快適性と走行性能の両立を重視している。コメットプロカーボンは、トライアスロンなど反応性よりも快適性を重視するライダーに向けたモデルといえる。



コメットプロカーボン 価格:22万円(税抜)、重量:1830g
コメットプロカーボンディスク 価格:22万円(税抜)、重量:1840g
※価格はイクシオンプロUSTタイヤ付き

 

コスミックアルチメイトチューブラー

マヴィックのロード用ホイールで最軽量を誇るのが「コスミックアルチメイトチューブラー」だ。このハイエンドホイールがモデルチェンジ。リヤハブのフリーボディにインスタントドライブ360を採用。ハブシェルからフルカーボンになった。リヤはスポークパターンを変更。これまでは振れ取りができるように反フリー側のスポークはニップルを備えていたが、そのニップルを排除。全てのスポークがリムtoリム構造になり軽量化され、剛性も高くなった。


コスミックアルチメイトチューブラー 前後セット価格:48万円(税抜)、重量:1150g

 

グラベルバイク向け「オールロード」シリーズにフルカーボンリムホイール登場

オールロードプロカーボンSLロード+のリム部分
オールロードプロカーボンSLロード+のリム部分

欧米マーケットで急成長を遂げているグラベルバイク市場。これを受けてマヴィックは、グラベルバイク市場にハイエンドホイールを用意した。オールロードプロカーボンSLシリーズは、700Cと650Bワイドリム(ロード+)のホイールサイズを展開。700Cは23mmのリム幅を持ち、最大で40mm幅のタイヤまで装着が可能。650Bリムのロード+は26mm幅のフックレスリムを採用している。こちらは最大で52mm幅の太めのタイヤも装着可能だ。

どちらのモデルもフリーボディにはインスタントドライブ360を採用しており、ペダリング中に素早いかかりを実現する。



オールロードプロカーボンSL(700C) 前後セット価格:32万円(税抜、タイヤ付属)、重量:1445g
オールロードプロカーボンSLロード+(650B) 前後セット価格:29万5000円(税抜)、重量:1550g

 

フィクシーレース向けホイールエリプス



レッドフッククリテリウムに代表されるような、固定ギヤのバイクを使った公道レースでの使用を想定したホイールセットが新登場。エリプスプロカーボンは、ハイトの高いチューブレスレディシステムを備えたホイールセットだ。リムのプロファイルは高さ64mm、幅26mm。リムのブレーキ面はリムブレーキにも対応している。レッドフッククリテリウムに参戦しているルック・マヴィックチームも使用しているモデルだ。

すでに少量が国内にも入荷しているが、ファーストロットは品切れ状態だという。


エリプスプロカーボン 前後セット価格:29万5000円(税抜)、重量:1815g

 



問:マヴィック