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Jプロツアー2019 第11戦・広島クリテリウムは黒枝士揮が優勝
レース
2019.07.08
広島県広島市・商工センター内特設コースで開催された第2回JBCF 広島クリテリウム。
P1クラスタは30周する51km。レースは序盤にできた吉岡直哉(Team UKYO)、小森亮平(マトリックスパワータグ)、岸崇仁(LEOMO Bellmare Racing Team)の3人が終盤まで逃げ続ける展開。一方のメイン集団は、シマノレーシング、宇都宮ブリッツェンの2チームが中心となってペースをコントロールする状況が続いた。
残り5周の段階になると逃げ集団から岸がドロップするが、入れ替わるようにメイン集団から内間康平(Team UKYO)が単独アタックを仕掛けて逃げ集団に合流。しかし、この逃げも残り3周で完全にメイン集団が吸収。残り2周回で地元出身の大町健斗(JCF強化指定選手チーム)が勝利を狙ってアタックを仕掛けるなど見せ場を作ったが、この動きも集団に吸収されて勝負は大集団でのゴールスプリントに。
最後はチーム力の高さを生かした隊列から発射された黒枝士揮と沢田桂太郎(ともにチームブリヂストンサイクリング)、黒枝咲哉(シマノレーシング)、小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)が横一線のスプリントを繰り広げたが、僅差で黒枝士揮が先着。チームに今季4勝目となる勝利をもたらした。
Jプロツアー第11戦
第2回 JBCF 広島クリテリウム
日付:2019年7月7日
開催地・コース:広島県広島市西区 商工センター内特設コース(1.7km/1周)
距離:51km(JPT)、20.4km(F)、34km(E1)、25.5km(E2)、20.4km(E3)
結果 JPT 51km
1位 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 1時間23分15秒
2位 沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0秒
3位 黒枝咲哉(シマノレーシング) +0秒
4位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) +0秒
5位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +1秒
6位 横塚浩平(Team UKYO) +1秒
敢闘賞
小森亮平(マトリックスパワータグ)
中間スプリントポイント
10周回完了時 吉岡直哉(Team UKYO)
20周回完了時 小森亮平(マトリックスパワータグ)
Jプロツアーリーダー 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
写真・文:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟