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アンカーが2020東京五輪トラック競技に機材提供

レース
アンカーのバイクが2020年東京五輪トラック競技のナショナルチームの機材として採用されることが正式に決まった。

 


画像右の短距離用バイクは、急激な加速から時速70kmを超えるようなスピードまでもっていくため、画像左の中距離用バイクは、圧倒的な空力と長時間のペダリングをするために最適化されているという。

アンカーの2020年モデル発表とともに行われた東京五輪への機材提供に関する発表会には、9月14〜16日に行われた全日本自転車競技選手権大会トラックレースで、チームパシュートの日本新記録を達成したチームブリヂストンサイクリングの窪木一茂(個人パシュートでもアジア新記録を作った)、橋本英也両選手が出席。バイクの印象について、窪木選手は「推進力と重量に大きな違いを感じた」と話し、橋本選手も「前作よりかなり軽量化されている。ジオメトリーが中距離用にモディファイされていて、ポジションの自由度が上がるなど良くなっている」と語った。

また、日本自転車競技連盟の選手強化委員長、中野浩一氏は「この勢いとブリヂストンの技術力をこのまま来年のオリンピックに向けていければと思う」と期待を寄せていた。

 
左から窪木一茂選手、橋本英也選手、中野浩一氏
左から窪木一茂選手、橋本英也選手、中野浩一氏
ブランド名の入っていないタイヤが装着されている
ブランド名の入っていないタイヤが装着されている



問・ブリヂストンサイクル(アンカー)