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ティレーノ第3ステージ:新城幸也は最終周回でうまく位置取りできず総合116位

レース

ティレーノ・アドリアティコ第3ステージは西のティレニア海から内陸を東に進む210km。前半に緩やかな2つの山岳があるものの、後半にかけてはほぼフラットでゴールは1km5%の新城幸也が好きなコースレイアウトだった。

チームミーティングでは上りゴールということもあり、新城のゴールスプリントに備えるというオーダーに決定。

レースはチームメイトのビオンヌを含む4人の逃げグループが形成され、ゴールエリアを5周する周回コースに入るとそこからさらにビオンヌが単独で最終周まで逃げ続ける。

しかしゴール手前で吸収され、最後の坂で集団ゴールスプリントとなった。新城は、集団の中盤で軽快に周回をこなしていたが、最終周回でうまく位置取りをすることができず、116位に終わった。

 

116位でゴールする新城。photo Miwa IIJIMA

 

「最終周回に入る位置取りができずにそのまま後退してしまった。身体も良く動いているし、調子は悪くない! 明日の240kmは最後の山岳勝負だろう。自分は逃げてレースを動かしたい」と、新城は語った。

3月15日の第4ステージはイタリアの中央部を南下しながら山岳部に入る今大会最長の244km。中盤から後半にかけて標高1000m級の山岳が2つ。1535mの頂上ゴールが待ち受ける山岳ステージとなる。【text:Miwa Iijima】

大会公式HP http://www.gazzetta.it/Speciali/TirrenoAdriatico/it/