ドゥナンでも好調の新城幸也。4/20アムステル・ゴールドレース出場
4月18日、ノール=パ・ド・カレー地域圏のドゥナンでGP・ド・ドゥナン・ポルト・デュ・エノー(UCI1.1)が開催された。コースはドゥナンをスタート、ゴールとする198km。
レースは6人の選手の逃げグループが形成されるが、チームヨーロッパカーのメンバーは含まれず、3分~4分ほどのタイム差でレースが進む。
エーススプリンター、ブライアン・コカのためにヨーロッパカーのメンバーがメイン集団の前方で中心となって逃げを追いかける。
残り70kmを切ったところでその差はいっきに40秒ほどに詰まるが、逃げ続けることをあきらめない2選手がさらに加速。これを追いかけるヨーロッパカーの選手たち。新城幸也も積極的に先頭に出で、集団を引き上げる。
先頭を牽き続ける新城。Photo:Benedicte Front
残り20kmを切ったところで2選手も集団に吸収され、ここからはコカのゴールスプリントに向けて、新たなアタックなどが出ないよう新城が先頭をハイペースで引き続け、ポジションを確保する。
ラスト4kmまで全開で引き続けた新城はゴールをチームメイトに託し、後退。その後もチームメイトたちはコカを牽き続けるが、ゴール直前の混戦のなかでコカはポジションを失い、16位でゴール。
新城は1分20秒遅れの120位でゴールした。
ブライアン・コカはクップ・ドゥ・フランス(フランスシリーズ戦)のシリーズリーダーを守っている。
「チームのみんなが自分の仕事をやった。ゴール前、運も必要だからね。こういう日もある。きちんと疲れをとって20日のアムステルは、トマとブライアンのためにしっかり走れるように準備する。」と、新城は語った。【Text:Miwa IIJIMA】
残り70kmからのレースの模様。後半18km~は新城がずっと先頭を牽いている。 https://www.youtube.com/watch?v=HF8HmFYIKXo
今後の出場レース
20日にはAmstel Gold Race(アムステル・ゴールドレース) J SPORTS4で生中継
27日にはLiège - Bastogne - Liège(リエージュ・バストーニュ・リェージュ)