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さいたまクリテリウムbyツールドフランスでマイヨ・ジョーヌのフルームが優勝

レース


ツール・ド・フランスの主催者であるフランスのアモリー・スポール・オルガニザシオン(ASO)が、史上初めて主催した、ツール・ド・フランスの名を冠したクリテリウム『さいたまクリテリウムbyツールドフランス』が、10月26日に埼玉県さいたま市で開催された。

大型の台風の接近で、一時は大会中止の可能性もあったが、当日は雨の中、大勢の観客がさいたま市中央区のさいたま新都心周辺特設コースで、レースや関連イベントを楽しんだ。

午後3時にスタートしたメインレースのクリテリウムには雨も上がり、マイヨ・ジョーヌのクリストファー・フルーム(スカイ)が1位になり、ドリームイベントのフィナーレを飾った。

 


[さいたまクリテリウムbyツールドフランス 全結果]
■クリテリウムメインレース(54km)
1 クリストファー・フルーム(マイヨ・ジョーヌ/スカイ/英国)
2 ペーテル・サガン(マイヨ・ベール/キャノンデール/スロバキア)+7秒
3 ルイ・コスタ(アルカンシエル/モビスターチーム/ポルトガル)+7秒
4 トム・フィーレルス(チームアルゴス・シマノ/オランダ)+12秒
5 窪木一茂(マトリックスパワータグ/日本)+12秒
6 中島康晴(愛三工業レーシング/日本)+12秒
7 小室雅成(イナーメ信濃山形/日本)+12秒
8 西谷泰治(愛三工業レーシング/日本)+12秒
9 吉田隼人(シマノレーシング/日本)+12秒
10 アレハンドロ・バルベルデ(モビスターチーム/スペイン)+12秒
[各賞]
■ポイント賞:別府史之(オリカ・グリーンエッジ/日本)
■山岳賞:ルイ・コスタ(モビスターチーム/ポルトガル)
■新人賞:ペーテル・サガン(キャノンデール/スロバキア)
■チーム成績:キャノンデールプロサイクリング(イタリア)
■敢闘賞:別府史之(オリカ・グリーンエッジ/日本)
■川室賞:窪木一茂(マトリックスパワータグ/日本)

■ポイントレース第1戦(ゼッケンが偶数番号)
1 畑中勇介(シマノレーシング/日本)15pts
2 別府史之(オリカ・グリーンエッジ/日本)13pts
3 トム・フィーレルス(チームアルゴス・シマノ/オランダ)12pts
■ポイントレース第2戦(ゼッケンが奇数番号)
1 中島康晴(愛三工業レーシング)14pts
2 内間康平(NIPPO・デローザ)13pts
3 アルチュール・ビショー(フランスチャンピオン/FDJ.fr/フランス)13pts

 


■ポイント賞と敢闘賞を獲得した別府史之(オリカ・グリーンエッジ)

 


■山岳賞を獲得した世界チャンピオンのルイ・コスタ(モビスターチーム)

 


■新人賞を獲得したマイヨ・ベールのペーテル・サガン(キャノンデール)

 


■国内参加選手でトップになった窪木一茂(マトリックスパワータグ)、2位の中島康晴(愛三工業レーシング)、3位の小室雅成(イナーメ信濃山形)には、1926年に日本人で初めてツール・ド・フランスに出場した川室競選手の名を冠した川室賞が授与され、1位2000ユーロ(約30万円)、2位1000ユーロ、3位500ユーロの賞金が出た