ツアー・ダウンアンダー第２ステージはスペインのロバトが優勝
南半球のオーストラリアで開催されているＵＣＩワールドツアー初戦のサントス・ツアー・ダウンアンダーは、１月21日にアンリーからスティーリングまでの150.5kmで第２ステージを競い、スペインのフアンホセ・ロバト（モビスター）がアップヒルスプリントを制して区間優勝した。
オークル・オレンジのリーダージャージは、3秒差で地元オーストラリアのジャック・ボブリッジ（ＵｎｉＳＡ・オーストラリア）が守った。
「ボクは好調でここに来たが、神様のお陰でチームに勝利をもたらすことができた。ボクたちはここに素晴らしいチームで来ている。参加するどのレースでもいつも前を走るのさ」と、区間優勝したロバトは語っている。
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前日に逃げて区間優勝とリーダージャージを獲得したボブリッジは「昨日のあとでは簡単な走りではなかったよ」と明かした。「チームメートたちには脱帽する。彼らはすばらしかった。ボクは残り1kmでリッチー・ポートに付いていた。彼はボクを置き去りにしたけれど、幸運にも他の選手たちがボクを集団につなぎとめてくれた」
「ここには若い連中の面倒を見るために来たんだけど、リーダージャージを獲得したからには100パーセントこれを守ることに集中するよ」と、ボブリッジは語っている。
この日、３人の逃げに加わっていた地元オーストラリアのキャンベル・フレークモア（ＢＭＣ）は、レース終了後、自転車でホテルへと戻る時に下り坂のカーブで転倒し、左の鎖骨を骨折してしまった。彼は木曜日にアデレードで手術を受ける予定だ。
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■第２ステージ結果［１月21日／アンリー～スティーリング／150.5km］
１ フアンホセ・ロバト（モビスター／スペイン）3時間42分24秒
２ ダリル・インペイ（オリカ・グリーンエッジ／南アフリカ）
３ ゴルカ・イサギレ（モビスター／スペイン）
４ トム・ドゥムラン（ジャイアント・アルペシン／オランダ）
５ カデル・エヴァンス（ＢＭＣ／オーストラリア）
６ ルイスレオン・サンチェス（アスタナ／スペイン）
７ リッチー・ポート（スカイ／オーストラリア）
８ ニッコロ・ボニファツィオ（ランプレ・メリダ／イタリア）
９ ネイザン・ハース（キャノンデール・ガーミン／オーストラリア）
10 サミュエル・デュムラン（ＡＧ２Ｒ・ラモンディアル／フランス）
20 ジャック・ボブリッジ（ＵｎｉＳＡ・オーストラリア）
■第２ステージまでの総合成績
１ ジャック・ボブリッジ（ＵｎｉＳＡ・オーストラリア）6時間41分55秒
２ フアンホセ・ロバト（モビスター／スペイン）+3秒
３ リューウェ・ウエストラ（アスタナ／オランダ）+4秒
４ ダリル・インペイ（オリカ・グリーンエッジ／南アフリカ）+7秒
５ ゴルカ・イサギレ（モビスター／スペイン）+9秒
６ ニッコロ・ボニファツィオ（ランプレ・メリダ／イタリア）+13秒
７ ジャンニ・ミールスマン（オメガファルマ・クイックステップ／ベルギー）+13秒
８ サミュエル・デュムラン（ＡＧ２Ｒ・ラモンディアル／フランス）+13秒
９ ネイザン・ハース（キャノンデール・ガーミン／オーストラリア）+13秒
10 カデル・エヴァンス（ＢＭＣ／オーストラリア）+13秒
