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ツアー・オブ・フレンドシップ第4ステージ:ニールプライドジャパンチーム参戦レポート

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レースも後半戦、第4ステージ。

第3ステージと同じくPavillion river kwai Resort Hotelをスタートし、Srinakarinダムまでの103km。コースは途中細かいアップダウンと平坦。狭い田舎道など、短いながらもさまざまなシチュエーションが予想される。フィニッシュは第3ステージのKOMの近くにあるダムへの上りゴールだ。

 

ニールプライドジャパンのチームメンバーもこんなに仲良くなりました!

スタート前に朝食をとるのだが、4日目にして明らかに食欲がおちた。とはいえ食べないことには始まらないので、無理やり食べる。

バイキング形式の朝食には幸いにしておかゆが毎朝登場するので、疲れた胃腸にもやさしい。肉や、魚が具として入っているので、それにパクチーとしょうゆを少したらして食べる。

そしてスタート前に、バナナを一本。あとはレース中にジェル補給食。そして、キットカットが意外にもよかった。連日30度Cを軽く超える気温の中で、背中のポケットにスニッカーズなんか入れたら溶けて食べにくいんじゃない?と思うだろう。ご想像の通り、どろどろに溶ける(笑)。だが、それゆえにジェルのように食べることができるのだ。これは発見だった。

 

 

昨日と同じようにホテルの前をスタート。序盤のハイスピードな下りで誰かが落としたボトルのせいで今日最初の落車が発生。気を抜いたらおしまいだ。

最初の山場は、30km地点に登場する10kmの上り、獲得標高は約200mなので、2%程度の勾配なのだが、集団はそれなりの速度で走っているのでかなりつらい。レースの前半で切れるわけにはいかないので、ダンシングやシッティングなど織り交ぜながらどうにかメイン集団でクリア。

次は50km地点から突入する田舎道。道幅が狭い上に、ところどころに大きな穴が開いている。中にはあきらかに工事が必要なのか、コースの真ん中にコーンが置いてあるところも。

そんな区間も時速30km後半から40kmで進む。集団先頭から「HOLE!」という叫び声がこだまする。まるでアクションゲームのようだ。幸いこの区間ではクラッシュはなかった。

 

 

田舎道を抜けると再び、メインロードへと帰ってくる。そこからはゴールに向かってハイペースで進む。ラスト20km地点だろうか、上りの左カーブで先頭付近で落車!上りとはいえ、複数のライダーが転倒したように見えた。集団の左半分が足止めを食らう。

落車を免れたライダーはペースを上げるかに見えたが、チームの重要なメンバーが巻き込まれたのか、大幅なペースアップはなし。程なくしてクラッシュに巻き込まれた人たちも集団に復帰。

 

 

ナカジは落車をよけられたので、メイン集団でラスト5kmに突入。散発的に8%程度の上りが出てくる。この区間に突入したところで先頭から200mほど遅れてしまったが、少しでもいい順位でフィニッシュしたいと思い、必死に追走。だが、ここまでノントラブルで切り抜けたにも関わらず、痛恨のチェーン落ち!

走りながらチェーンを戻そうと思ったがかなわず。ストップを余儀なくされた。チェーンをはめなおして、リスタート。順位は知れているとはいえ、悔しかった。

タイム2時間43分57秒の、30代クラス、ステージ20位、総合25位。トップから23分24秒遅れ。

 

いよいよ最終第5ステージ。当初は60kmの予定であったが、急遽オープン、30代、40代クラスのコースが90kmに延長された。最後まで気が抜けないツアー・オブ・フレンドシップだ。

ツアー・オブ・フレンドシップ http://www.tof-r1.com
トライスポーツ(ニールプライド)http://www.trisports.jp