11/24~29 大阪・御堂筋の社会実験に自転車通行空間が登場
大阪市では、御堂筋の東西に5mずつある側道で自動車等の通行を規制し、安全で快適な歩行者空間を創出させたときの交通影響等を調査・確認する社会実験を11月23日から7日間行なう。
11月24日(日)~29日(金)12時から19時までは自転車通行空間も確保され、自転車利用の頻度や人数なども調査する予定。
管轄区域となる大阪市中央区の柏木陸照区長は「この実験で御堂筋を利用する人にとって自転車がどのような存在であるのか調査されます。自転車の存在感が多ければ多いほど、にぎわい空間づくりに自転車の存在が反映されます。自転車は大阪市民にとって足となる重要な存在。自転車に前向きな調査結果になるといい」とコメントしている。
7車線全部が南に向かっての一方通行で、両側には銀杏並木をはさんで1車線の緩速道路があり、本線は5車線、地下には地下鉄の御堂筋線が走り、多くの人々が行き交っている。
その大きさと利便性、経済性などから御堂筋とその周辺エリアは「グランドデザイン・大阪」として、大阪の魅力・集客力を活かす空間としても力が入れられている。
大阪市は、今回の社会実験の結果を検証したうえで側道を活用した空間再編に取り組んで行く予定だ。
御堂筋サイクルピクニックなどをきっかけに「御堂筋に自転車レーンを作って欲しい」という声はサイクリストだけでなく一般市民からも上がっている。
この実験期間中に自転車の存在アピールをする人が多ければ、御堂筋に自転車通行帯も登場するかもしれない。
実施期間は12月23日(土)から29日(金)で、御堂筋の新橋交差点~難波西口交差点間の東西側道を閉鎖。自動車や軽自動車は荷降ろしなどの自動車以外通行ができなくなる。
社会実験初日となる23日(土)は、ストリートパフォーマンスやよさこい踊り、食の魅力発見などが行なわれる。
<御堂筋社会実験概要>
実験期間:11月23日(土)~11月29日(金)7時~19時
実施区間:御堂筋、新橋交差点(長堀通り)~難波西口交差点間
側道の自転車通行空間設置日時:11月24日(日)~29日(金)12時~19時
自転車通行空間の設置区間:難波交差点~難波西口交差点付近の東側側道:難波交差点~難波西口交差点付近の東側側道
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000231153.html
管轄区となる大阪市中央区の柏木陸照区長は自転車に前向きな姿勢