悪天候のジャパンカップでロジャースがサプライズ優勝!
国内最高峰のワンデーレースであるジャパンカップサイクルロードレース(アジアツアー1.HC)が、10月20日に宇都宮市森林公園周辺周回コースで開催され、終日冷たい雨が振り続ける厳しい天候にもかかわらず、今年も例年通り大勢の観客が来場した。風雨だけでなく、寒さとも闘わなければならなかったレースは、オーストラリアのマイケル・ロジャース(チームサクソ・ティンコフ)が独走での逃げを決め、サプライズな初優勝を果たした。後続はゴールスプリントになり、ニュージーランドのジャック・バウアー(ガーミン・シャープ)が、今大会で2度優勝しているダミアーノ・クネゴ(ランプレ・メリダ)を打ち負かして2位になった。日本勢は西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)が9位に入り、アジア最優秀選手賞を獲得した。22回の歴史のなかで、もっとも厳しいレースになった今年のジャパンカップは、出走84人中、完走は39人だった。
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■第22回ジャパンカップサイクルロードレース結果
[10月20日/アジアツアー1.HC/宇都宮市/151.3km]
1 マイケル・ロジャース(チームサクソ・ティンコフ/オーストラリア)4時間25分00秒
2 ジャック・バウアー(ガーミン・シャープ/ニュージーランド)+44秒
3 ダミアーノ・クネゴ(ランプレ・メリダ/イタリア)+44秒
4 フリアンダビド・アレドンド(チームNIPPO・デローザ/コロンビア)+44秒
5 ダビド・ロペス(スカイプロサイクリング/スペイン)+50秒
6 マヌエーレ・モーリ(ランプレ・メリダ/イタリア)+58秒
7 ジョゼフ・ドンブロウスキー(スカイプロサイクリング/米国)+58秒
8 カルロス・ベロナ(オメガファルマ・クイックステップ/スペイン)+58秒
9 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム/日本)+1分05秒
10 ジョシュア・エドモンドソン(スカイプロサイクリング/英国)+1分33秒