MTB Jシリーズ初戦 MTB FESTIVAL Spring2013 in 緑山スタジオ・シティを斉藤亮が制す!
春の爆弾低気圧一過の4月7日(日)、2013 年のJ シリーズの初戦が緑山スタジオにて行なわれた。初戦ということもあり、レースカテゴリーはJ2ながら全国各地のトップライダーが集まるハイレベルなレースとなった。
昨年MTB を引退した山本和弘選手との接戦の末、シリーズチャンピオンに輝いた斉藤亮(ミヤタメリダ)、ベテラン門田基志(チームジャイアント)、海外のロングレースで善戦を見せる池田祐樹(トピークエルゴン)、日本MTB 界のホープ前田公平(チームスコット)など名だたるメンバーがそろった。
強風吹き荒れるなか13 時30 分に始まったレースは10 周で行なわれた。1 周目に小野寺健(スペシャライズドレーシングチーム)が後続を引き離すものの、2周目には斉藤が追いつきパックになる。4 周目に入ると斉藤が小野寺を引き離し独走態勢に。小野寺、中原義貴(キャノンデール)は単独で小笠原貴裕(バイクジャーナル)、前田はパック、後方に少し離れて池田が続く。5周目には中原が小野寺を抜いて2位に浮上。6周目には上位から斉藤、中原、前田、小笠原、池田の順でレースは展開していく。そしてその後の周回でも安定したタイムで後続を寄せ付けることなく、斉藤が勝利を手にした。
リザルト
1位 斉藤 亮 1:09:46.14
2位 中原 義貴 +2:33.32
3位 前田 公平 +3:03.56
4位 小笠原崇裕 +3:19.46
5位 小野寺 健 +3:27.17
6位 門田 基志 +4:14.84
7位 池田 祐樹 +4:38.48
8位 合田 正之 +5:02.03
優勝した斉藤亮(ミヤタメリダ/写真右)と、今シーズンはトップを取りた小野寺健(スペシャライズドレーシングチーム)
門田基志(チームジャイアント/写真右)、この春から大学生の前田公平(チームスコット)、池田佑樹(トピークエルゴン)
優勝した斉藤亮のバイク。フロントのチェーンリングは流行のシングル仕様だ
text & photo ● Atyur IWASAKI