【速報】ジロ第13ステージはカヴェンディッシュ4勝目/ウィギンスとヘシェダールが棄権
第96回ジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)は、5月17日にブセートからケラスコまでの254kmで今年最長の第13ステージを競い、集団ゴールスプリントを制してポイント賞のマリア・ロッサを着たマーク・カヴェンディッシュ(オメガファルマ・クイックステップ)が今大会4勝目を上げた。2位はジャコモ・ニッゾロ(レディオシャック・レオパード)、3位はルカ・メズジェツ(チームアルゴス・シマノ)だった。総合首位のマリア・ローザはイタリアのビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)が守った。英国のブラッドリー・ウィギンス(スカイ)は胸部の感染症が悪化したため、このステージを出走せず、ジロを棄権した。ディフェンディングチャンピオンのライダー・ヘシェダール(ガーミン・シャープ)とフランスチャンピオンのナセル・ブアニ(FDJ)も出走せず、ジロを去った。
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第13ステージは254kmというクラシックレースのような距離で、カヴェンディッシュはとても疲れていたが、チームメートたちの働きに応えるために勝ったのだと言った。「今日は普通のスプリントじゃなかった。ステージは長く、簡単ではない上り坂が続いていた。今日はスプリントをしたくないと言ったんだけど、監督たちはチームメートに引けと言ったのさ。これがボクの仕事だろ? そして彼らの仕事でもある。だから監督たちが引けと言ったのは普通のことだった。ボクのチームメートたちがパーフェクトでボクはラッキーだったよ。上りでも、スプリントでも、風があるときも、いつもボクと一緒にいてくれる。彼らがこんなに一所懸命働いてくれたら、何もせずになんていられないさ」スプリンターにとって次の区間優勝のチャンスは最終日までなく、今週末から最終週にかけては厳しい山岳ステージが続くが、彼は棄権せずに完走を目指すと語っていた。
5月18日の第14ステージはチェルベレからバルドネッキアまでの168kmで、標高2035メートルでカテゴリー2のセストリエーレ峠を越えて標高1908メートルでカテゴリー1のバルドネッキア山頂でゴールする厳しい山岳区間が競われる。(MAP: RCS Sport)
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■第13ステージ結果[5月17日/ブセート~ケラスコ/254km]
1 マーク・カヴェンディッシュ(オメガファルマ・クイックステップ/英国)6時間09分55秒
2 ジャコモ・ニッゾロ(レディオシャック・レオパード/イタリア)
3 ルカ・メズジェツ(チームアルゴス・シマノ/スロベニア)
4 ブレット・ランカスター(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)
5 エリア・ビビアーニ(キャノンデール/イタリア)
6 マヌエル・ベレッティ(AG2R・ラモンディアル/イタリア)
7 ダニエーレ・ベンナーティ(チームサクソ・ティンコフ/イタリア)
8 フィリッポ・ポッザート(ランプレ・メリダ/イタリア)
9 アントニ・ルー(FDJ/フランス)
10 ミゲルアンヘル・ルビアーノ(アンドロニジョカットリ・ベネズエラ/コロンビア)
■第13ステージまでの総合成績
1 ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ/イタリア)52時間38分09秒
2 カデル・エヴァンス(BMCレーシング/オーストラリア)+41秒
3 リゴベルト・ウラン(スカイ/コロンビア)+2分04秒
4 ロベルト・ヘーシンク(ブランコプロ/オランダ)+2分12秒
5 ミケーレ・スカルポーニ(ランプレ・メリダ/イタリア)+2分13秒
6 マウロ・サンタンブロージョ(ビーニファンティーニ・セッレイタリア/イタリア)+2分55秒
7 プジェミスラウ・ニエミエツ(ランプレ・メリダ/ポーランド)+3分35秒
8 ベニャト・インチャウスティ(モビスター/スペイン)+4分05秒
9 ドメニコ・ポッゾビーボ(AG2R・ラモンディアル/イタリア)+4分17秒
10 ラファウ・マイカ(チームサクソ・ティンコフ/ポーランド)+4分21秒
[各賞]
■ポイント賞:マーク・カヴェンディッシュ(オメガファルマ・クイックステップ/英国)
■山岳賞 :ステファノ・ピラッツィ(バルディアーニバルボレ・CSFイノックス/イタリア)
■新人賞 :ラファウ・マイカ(チームサクソ・ティンコフ/ポーランド)
(http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2013/it/)
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