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ペイバスコ第3ステージでヨーロッパカーのレザが2位!新城6位「明日が本当の勝負」

レース

ブエルタ・ペイバスコ (バスク一周レース)第3ステージは、4つの山岳ポイントがあるものの、第2ステージに比べ比較的緩やかなコースレイアウトの194.7km。スタート直後の上り坂でチームヨーロッパカーのナタナエル(エストニア)がアタックし、3人の逃げグループが形成された。

 

チームメイトが新城をフォローしながら走る。ケビン・レザはカメラを見つけてVサイン。Photo:Miwa IIJIMA

しかし、逃げていた選手も全員吸収された終盤170km地点の山麓で、新城幸也にパンクのアクシデント。これをチームメートが待ち、集団に復帰したが、さらに最後の上りで前を走る選手に前輪をとられ、落車。 新城は肘と肩に打撲と擦過傷を負ったものの、すぐに集団に復帰した。

ゴールはこれまで助けてくれたケビン・レザのアシストとして、スプリントへ。ケビンは惜しくも2位! アクシデントに見舞われた新城も6位でゴールし、総合56秒差の11位をキープした。

 

ゴールスプリントに絡んだ新城。チームメイトのケビンが2位。Photo:Miwa IIJIMA

ゴール後、新城は「チームメイトに感謝しかない。パンクしたり、落車したり散々だったけど、チームメイトが助けてくれて、ゴールスプリントにまで絡めた。ケビンのために、もっと助けてあげたかったなぁ。明日が本当の勝負。明日が越えられれば本当の総合上位を狙える。」と語った。

新城が最大の山場と言う、第4ステージはカテゴリー1級と2級の山岳が5回繰り返される151km。最後の山頂ゴールで総合順位が大きく変わることが予想される。【Text:Miwa IIJIMA】