第2回さいたまクリテリウムbyツールドフランス、開催決定!
第2回目となる「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」の開催が決定し、3月22日(土)会場となるさいたま新都心にて、さいたま市長の清水勇人氏、ツール・ド・フランス主催者であるアモリ・スポル・オルガニザシオン社長のジャン・エティエンヌ・アモリ氏が、基本合意書への署名、調印を行なった。 2014年大会は今秋開催予定。
世界初のツール・ド・フランスの名前を冠したイベントとして、昨年初開催された「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」。
世界一の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスの総合ディレクターを務めるクリスチャン・プリュドム氏が「ツール・ド・フランスの第22ステージのよう」と語るとおり、ツールで活躍したスター選手たちが来日し、さいたま新都心の周回コースを使って、日本のファンの前で本場の走りを披露した。
2013年は総合優勝者のクリス・フルーム(スカイ)や、ポイント賞のペーター・サガン(キャノンデール)ら約30選手が来日し、悪天候にも関わらず20万人もの観衆が集まった。
アモリ社長は「この大会を通じて、ツール・ド・フランスのエモーションを共有したい。昨年の大会はすばらしい成功だった。2回目の開催をうれしく思っており、これから続く長い道のりの2回目にしたい。前大会では20万人もの人が集まってくれた。こんなにもたくさんの人が集まるとは思っていなかったので、自分たちにとってサプライズだったが、今年も同じように、もしくはそれ以上の人が集まってほしい」と語る。
2回目の開催を迎えるにあたり、プリュドム氏は「私たちがこのイベントを押し進める理由は、ツール・ド・フランスの名前や文化を日本で広めることと、イベントを通じて両国の関係を強めることにある。そして、いつも私たちは、フランス国外にツール・ド・フランスを持っていくことで、多くの人の笑顔を見たいと願っている。前回もパリから1万kmも離れた場所で、20万人もの笑顔が見られたからね」と、大会開催の意図を話した。
同席した仏スポーツ・青少年・社会教育・市民活動大臣のヴェレリー・フールネロン氏は、「スポーツは将来的にもフランスと日本の友情を育む柱として重要。私たちは日本の文科省とのあいだで、スポーツでの協力を強化していくことを約束している。このクリテリウムは両国の距離をさらに縮めてくれるだろう」と語った。
今回来日した一行は会見に先駆けて会場となるさいたま新都心の視察を行なったが、現時点では具体的な内容については未定だ。
プリュドム氏は「秋の開催に向けて、これから詰めていく段階で、現在発表できる内容はない。ただ前回に比べて新しいことを盛り込んでいきたい。さらに改良をしていき、みんながビックリするようなサプライズを盛り込めるといいと思う」と話した。
【Text:SonokoTANAKA】
さいたま市・大会公式サイト http://www.saitama-criterium.jp