レクサスバイク第2弾「NXB」登場!
11月20日に、東京ビッグサイトで開幕した第43回東京モーターショー。12カ国から181ブランドが集う、一大モーターショーだ。また、多くの日本メーカーがジャパンプレミアとしてニューモデルや、コンセプトモデルを発表する。
自転車には、一見関係ないかのようだが、さにあらず。今年の春に登場して話題となったレクサスバイクの第2弾が発表されたのだ。前回は「IS」というセダンとあわせて、ロードバイク「Fスポーツ」が発表されたわけだが、今回はSUVモデルの「LF-NX」の発表とあわせて、そのコンセプトの流れを汲む「NXB」というバイクもお披露目となった。
LF-NXは2.0Lのターボエンジンを搭載し、高い走行性能と環境性能の両立を図ったコンパクトSUVだ。その力強い走りと、オンロードだけではなく、かつオフロードに特化しすぎず、優れたスタイリングと高い走行性能を両立させることを、自転車に落とし込んだときにどうなるのか? を追い求めた結果、完成したバイクだ。
フレームはレクサスデザインが手がけた流麗なフォルムをもつカーボンモノコックフレーム。
フロントフォークには、レクサスのクルマのサスペンションも手がけるカヤバが、NXBのために開発したダブルクラウンのモデルが採用される。カヤバはかつて自転車のDH用フロントフォークを開発していた経験もあるメーカーだ。
ホイールはゼンティス・カッパ2CC(26インチ、チューブレス)。これにクリア塗装をかけて仕上げてある。
タイヤはIRC製のチューブレスタイヤが組み合わされる。このタイヤも、トレッドパターンなどレクサスの特注品だ。
ドライブトレインにはスラム・XX1が組み合わされる。
スペックを見るとMTBのようだが、見るものを圧倒するデザインと、それに伴う遊べる走行性能。力強いルックス、しっかりした走り応えをもとめるSUVユーザーにむけて、レクサスが本気で作り上げた、ニューコンセプトのバイクといえる。
発売については、このモーターショーでの反響次第で決定されるとのことだ。