パナソニック・オーダーシステム2015モデル。チタン・クロモリシクロクロスがフルモデルチェンジサイクルスポーツのニュース

POS(パナソニック・オーダーシステム)2015 モデルでは、近年冬場のスポーツバイクイベントとして熱い盛り上がりを見せるシクロクロスモデルをフルモデルチェンジした。POS2015モデルではフレームセット15モデル、完成車16モデルをラインナップ、12月より受注開始予定。

近年ハイスピード化するシクロクロスレースシーン。ドライコンディションなら従来のリムブレーキでも対応可能だが、ウェットコンディションになった途端に制動フィーリングの大幅な低下に不安を経験したライダーも多いはず。ウェットコンディションでも制動フィーリングの変化が少なく、アグレッシブなライディングが可能なディスクブレーキ専用設計にフルモデルチェンジしたのがPOSシクロクロスモデルだ。

パナソニックチタン・シクロクロス FCXT07

FCXT07 はチタン独自のしなやかさとひと踏みで感じる軽い加速感がライダーの疲労を軽減。ストップ&ゴーが多いテクニカルなコースが得意。また、ディスクブレーキに対応した専用設計でウェットコンディションでも安定した制動力を発揮する。

ロストワックス製 6AL4V チタン合金の強固なオリジナルディスクエンド、ブレーキング時の応力に対する剛性としなやかさを確保したオフセット量 53mm のオリジナルディスク専用カーボンモノコックフォークを新開発した。

また身長 147cmから対応可能なフレームサイズ 430mmの設定も魅力。

フレーム:3AL2.5V チタン合金

フォーク:ディスク専用モノコックカーボン 1-1/8 アルミステム

カラー:1 カラー32 色、デザイン/仕上げ 9 パターン

サイズ:430・460~610mm(10mm 刻み) 17 サイズ

価格 : フレームセットのみ 27万5000 円(税抜)~

納期:約1ヶ月

パナソニッククロモリ・シクロクロス OCXC04

クロモリプレステージチューブの特徴を最大限に活かした設計のOCXC04。細身ながら芯のあるバネ感をもち、やや重めのギヤを踏み込んでいくと気持ちよくスピードが伸びる。

ロストワックス製の3Dリッジラグやディスクエンド、オフセット量 53mm をもつディスク専用カーボンモノコックフォークを採用。滑らかにジャストラインを狙えるハンドリングにより、高速状態からでも最小限の減速でリズムセクションに入っていける。低速からの加速を繰り返し強いられるシクロクロス競技の特性においても、クロモリ独特のしなやかさと振動吸収性により疲れにくい。

完成車のコンポーネントはシマノ105をメインに伝達効率に影響するクランクのみアルテグラ FC-6800 を採用。レース中のフロント変速によるチェーン脱落のリスクやペダリングロスを考慮し、アウター46T でも走りきれるようにローギヤ 32T のスプロケットを採用。ブレーキには対向ピストンで安定した制動力に定評のある TRP社 SPYREメカニカルディスクブレーキを採用している。

フレームサイズは 430mmから選択でき、ジュニアからエリート選手まで幅広いレーサーに対応。OCXC04 はまさに「鉄で戦う漢」のピュアレーシングシクロクロスモデルと言える。