150人の参加者がおしゃれで紳士的に街を快走した「ツイードラン名古屋2014」
イギリスのスコットランドの毛織物「ツイード」の服を身にまとい街中を駆け抜ける「ツイードラン名古屋2014」が10月25日、名古屋テレビ塔をスタート地点に開催。繊維業界を中心としたおしゃれな参加者150人が街中を駆け抜けた。(レポート=岡田由佳子)
スタート前の写真撮影には実行委員長の栗野貴文氏(写真左から3番目)の姿も
同イベントはユナイテッドアローズの栗野宏文氏を事務局長としたツイードラン東京の関連イベントで名古屋エリアにおける最大級の一大ファッションイベント。
今回は前回の100人の参加者を大幅に超える150人が参加。女性の参加者も多く、会場はお洒落な紳士、淑女でにぎわった。
スタート地点となる会場ではライダーによるバイクパフォーマンスだけでなく、安全な走行のために交通ルールを説明。安全に移動するために自転車を押して歩く箇所があり、その部分は「押しチャリ」と呼んで参加者に礼儀正しく自転車で移動する重要性を認知させていた。
繊維業を営む豊島株式会社の女性社員。近藤まりさん(26=中央)、関有里也さん(24=左)、加藤美月さん(26)。加藤さんは東京から訪れた
この日は快晴で気持ちのいい秋模様となり、同時開催しているイベントも多く、名古屋市内は多くの人でにぎわっていた。その中でツイード服を着て走る参加者の姿はひときわ目をひき、手持ちのカメラで撮影されている人も多かった。
ビュッフェスタイルのティーパーティーでは、特にお洒落にツイード服を着こなしている人へ贈るベストドレッサー賞など各表彰式もあり、会場は大いに盛り上がった。
ビュッフェには名古屋名物串カツも登場していた。
ツイードラン名古屋は今後も開催。イベントでは以下の5点を重要視して発信していく。
(1)自転車の正しい乗り方、マナーをPR
(2)自転車ユーザーに交通ルール遵守を訴求
(3)名古屋を、楽しく自転車で走ることができる街として国内外に発信
(4)自転車をもっと楽しむために、おしゃれをして走ることを提案
(5)ファッションのひとつのジャンルとして確立させ、ファッション産業を活性化
ツイードラン名古屋公式サイト※ツイードラン東京公式サイト内=http://tweedruntokyo.com/2014