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世界のウールを生産する尾州でツイードラン。参加レポート
イベント
2015.11.10
ツイード・ラン尾州が11月7日に世界的な生地の本場、「尾州産地」で有名な愛知県一宮市で開催。約200人が参加し、ツイード服を着て一宮市内のサイクリングと生地生産工場見学などを楽しんだ。
同イベントは昨年まで2年間、名古屋市内を中心にツイードラン名古屋として開催。ツイード服が流行している昨今、かつては世界一を誇り、今も世界屈指のツイード生地を生産している尾州の魅力をより知ってもらうために開催することになった。
今回は普段見られない繊維工場を見学できるせいか、ファッション関係の仕事についている人たちも多く集まった。各々が自分なりのスタイルで上手に着こなし会場はハイセンスなひとたちで賑わいを見せる。
コースはノスタルジックな洋館尾西繊維協会ビル、七夕の織姫の神様が祀られる真清田神社を経て日本毛織の工場を横切る。藤井整絨(せいじゅう)工場で生地の製造工程を見学。その後、昔ながらの製法で機織り機を使い丁寧に生地を製作する葛利毛織工業も見学。迫力のあるションヘル織機に参加者も目を驚かせていた。
その後木曽川の河川敷サイクリングロードや日本庭園が眺められる尾西歴史民俗資料館、中伝で最後のエイド後にゴール。ライド後はティーパーティーと盛りだくさん。
【text:岡田由佳子】