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来年のジロは最終日前日にゾンコラン峠ゴール!

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来年のジロ・デ・イタリアは北イタリアのトリエステが最後のゴール地に決まった。そして最終日前日にはゾンコラン峠でゴールする山岳ステージが設定された。
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来年のジロはすでに、5月10日に北アイルランドのベルファストからスタートすることが決まっている。その全容は10月のイル・ロンバルディア終了後のコース発表会で明らかになるが、主催者のRCSスポルトは9月13日にいち早く来年のジロのフィナーレだけを発表した。

近年ジロは主催紙ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルトの本社があるミラノが最終目的地だったが、100周年記念大会の2009年にローマへと戻って以来、毎年異なった都市が選ばれるようになり、今年はブレーシャがその大役を務めた。ジロがフリウリ・ベネツィア・ジュリア州の州都であるトリエステでゴールするのは41年ぶりで、この地域のイタリア併合60周年を祝うためだ。最終日は6月1日で、ジェモーナ・デル・フリウリからスタートし、トリエステ市内はサーキット形式になる。
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その前日には標高1730メートルのゾンコラン峠でゴールする厳しい山岳ステージが設定されていて、来年のジロも最後まで目が離せない展開になりそうだ。当初ゾンコラン峠には2度挑むのではないかという噂があったが1度だけだった。しかし、終盤には標高1428メートルのパッソ・デル・プーラ峠と標高1816メートルのセッラ・ラッツォ峠を越えなければならない厳しいコースレイアウトだ。

2014年ジロのコース発表会は10月7日にミラノで行われる。(Photo&Map: RCS Sport)
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