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ブエルタ第6ステージ、新城幸也はシカールをアシスト
レース
2015.08.28
ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージは、乾燥した土地に広がるオリーブ畑の丘陵地帯を東に進む200.3kmのコース。新城幸也はスタート直後から自らアタックするなど何度も逃げを試みるが、他チームがそれを許さなかった。
長いアタック合戦のすえ、70km過ぎにチームヨーロッパカーのセリル・ゴティエを含む5人の逃げが形成され、最大5分程度のタイム差でレースが進む。最高気温は44度、厳しい暑さが選手たちを苦しめる。
残り9kmで逃げる5人のうち4人が集団に吸収され、ゴールまで駆け上がるラスト2km、最大17%の激坂区間で残る1人も吸収された。集団は一気に崩壊し、新城はチームの山岳エースのロマン・シカールの位置取りを助け、2分43秒遅れの70位でゴールした。
長いアタック合戦のすえ、70km過ぎにチームヨーロッパカーのセリル・ゴティエを含む5人の逃げが形成され、最大5分程度のタイム差でレースが進む。最高気温は44度、厳しい暑さが選手たちを苦しめる。
残り9kmで逃げる5人のうち4人が集団に吸収され、ゴールまで駆け上がるラスト2km、最大17%の激坂区間で残る1人も吸収された。集団は一気に崩壊し、新城はチームの山岳エースのロマン・シカールの位置取りを助け、2分43秒遅れの70位でゴールした。
「今日は、逃げることができずに残念だったが、エースのロマン以外のチームメンバーが必ず逃げに入るということで全員で動いたので、シリルが逃げに入れて良かった。かなりきつい上り坂ということはわかっていたので、上りのエースのために位置取りなどの仕事はできた。狙っていただけに、脚の調子はとても良かったのに全力を出せずに終わってしまった。また、どこかでチャンスを狙いたい。今日は暑すぎた。ボトルの水もすぐにお湯になってしまうので、ひとり20本くらいは使用したと思う。これがブエルタの暑さだと実感した。」と新城は語っている。
第7ステージは中盤に3級山岳、そしてゴールは1級の山頂ゴールの191.1kmの山岳ステージ。ゴールまで18kmの上りに加え、一部ダートの区間もある厳しいコース設定となる。
新城幸也は、9月27日にアメリカ・リッチモンドで開催される世界選手権に日本代表として出場することが決定した。アンダー23から数えて9度目の世界選手権出場となる。
日本チーム・男子エリートには、別府史之(トレックファクトリーレーシング)、内間康平(ブリヂストンアンカー)も選出されている。
【text&photo:Miwa IIJIMA】