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今年は弓道に挑戦! さいたまクリテリウム市内交流会
レース
2015.10.23
世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランスのアトモスフィアを日本にいて感じられるビッグイベント『J:COM presents 2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』が、いよいよ10月24日に埼玉県さいたま市で開催される。
今年で3年目を迎えたさいたまクリテリウムには、今年のツール・ド・フランスを走った7チームが来日し、大会前日は大宮武道館で市立浦和高校の生徒さんとの市内交流会を行った。
まず選手たちは、箏曲部による琴の演奏を楽しんだ。そしてクリストファー・フルーム(チームスカイ)、ジョン・デゲンコルプ(ジャイアント・アルペシン)、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)、ロマン・バルデ(AG2R・ラモンディアル)の4人は、弓道を体験した。
最初に弓道部の高校生による矢渡し(演武)が披露され、その後で弓道着を着た4選手が1人ずつ的に向かって実際に弓を打った。一番手のデゲンコルプはスプリンターらしい集中力で1投目から弓を的にあて、大歓声を浴びていた。
弓道体験では初体験の選手たちのために、通常よりも近い位置に的が準備されたのだが、冗談でそれを拒否し、遠くの的を射らせろとアピールしていたプリトことロドリゲス。意気込みとは正反対に、彼は3本の矢をすべて外してしまったのだが、後でもう一度チャンスをもらい、かろうじて的をいることができた。
今年のツール・ド・フランスで総合優勝し、明日はマイヨ・ジョーヌを着てさいたまクリテリウムに参加するフルームには、特別に黄色い袴とハチマキが用意された。そして射った矢羽も黄色! 無事に的を射ることができたフルームに、一昨年の相撲と弓道のどちらが好きかと聞いてみたら「こっちの方がボクには向いているみたいだね」と、笑っていた。
弓道体験後、フルームは指導をしてくれた弓道部の女子生徒さんたちと記念撮影。ツール・ド・フランスのチャンピオンと一緒に並んだ女子生徒さんたちは、普通の女の子に戻って色めき立っていた。