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アジア選 タイムトライアル 男子U23、男子ジュニア結果
レース
2016.01.20
アジア選手権ロードTTはモンゴルが圧勝
1月20日から24日まで伊豆大島において「2016アジア自転車競技選手権大会」のロードレースが開催されている。初日20日は、タイムトライアルがパラサイクリングと、ジュニアとU23のクラスで行なわれた。
前日は竹芝桟橋からの大型船がどうにか大島には着岸したものの、他の島への航行をキャンセルするほどの強風波浪。それは20日もやや収まったが風速10mを越すほど。体感温度はかなり低い。そんな状況ながらサンセットパームラインではパラが3カ国、ジュニアが14カ国、U23が13カ国の精鋭が熱く走った。
今回のアジア選手権は、パラのロードレースはすでにオリンピック出場枠に関係ないために参加国は少なかった(来週に伊豆で開催のトラック競技は3月までポイント加算されるので強豪来日)。
ジュニア優勝はカザフスタンのプロンスキー・パディム選手で距離22.4kmを30分55秒27(平均時速43.46km)で走った(2位のイランは+1秒29)。国を挙げて自転車競技を盛り上げているカザフスタンが強いのは不思議ではない。
だが、U23には伏兵が現れた。優勝のマラル-エルデネ・バットマンク選手は距離33.6kmを45分22秒32(平均時速44.43km)で走った(2位のホンコンは+0秒48)。場所によっては太平洋の荒波が飛んでくる寒いコースで、シベリアのお隣から来たモンゴル選手はその実力を遺憾なく発揮。アジアの勢力図が動いていることを感じさせた。(松本 敦)
パラサイクリング MC1-5 (22.4km)
1. 藤田 征樹 (日本)31:42.05
2. 石井 雅史 (日本) +1:42.470
3. DA COSTA Julio TLS(東ティモール) +14:45.450
タイムトライアル 男子ジュニア (22.4km)
1. PRONSKIY Vadim(カザフスタン) 0:30:55.27
2. JAMSHIDIAN GHALEHSEFIDI Amir Hoss(イラン・イスラム共和国)+01:29
3. 渡邉 歩(日本)+01:34
4. RIDWAN LOH Firoz Loh(シンガポール) +01:54
5. SEVASTYANOV Semyon(ウズベキスタン)+02:12
6. ALATRACH Mohamad(シリア・アラブ共和国) +03:16
7. YANG Bing You(チャイニーズ・タイペイ)+03:26
8. CHOI Kwan Lok (ホンコン・チャイナ) +04:29
9. LAO Long San(マカオ) +05:05
10. AL AHMED Bishri(サウジアラビア)+06:12
タイムトライアル 男子U23 (33.6km)
1. MARAL-ERDENE Batmunkh (モンゴル) 0:45:22.32
2. FUNG Ka Hoo(ホンコン・チャイナ) +00:48
3. 山本 大喜(日本)+01:04
4. MANO Yuttana(タイ )+02:12
5. HUYNH Thanh Tung(ベトナム)+02:30
6. CHAICHIRAGHIMI Mohammadesmaeil (イラン・イスラム共和国)+03:35
7. SHUKUROV Roman(ウズベキスタン )+04:06
8. ALI Ali SYR19950706(シリア・アラブ共和国) +04:22
9. AHMAD KAMAL Muhammad Ameen(マレーシア)+04:57
10. KHAN Awais (パキスタン)+09:37
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