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au損保が東京都盲人福祉協会に寄付「視覚障害者とタンデムを楽しむ集い」を支援

その他
au損害保険株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:亀田修造、以下 au損保)は、社会貢献活動 の取組みの一環として、あいおいニッセイ同和損害保険グループの役職員有志と会社による募金制度である「ゆにぞんスマイルクラブ※」と共に、以下の団体の活動に寄付金を贈呈した。(※au損保はあいおいニッセイ同和損害保険グループの一員です)

◇寄贈先 : 公益社団法人 東京都盲人福祉協会(以下、都盲協)
◇対 象 :「視覚障害者とタンデム(二人乗り自転車)を楽しむ集い」の活動
◇寄贈日:2016年1月27日

 
笹川都盲協会長(左)に寄付金を贈呈する久保田専務
笹川都盲協会長(左)に寄付金を贈呈する久保田専務
臨席メンバー[東京サイクリング協会/北川専務理事(左)と都盲協/愛沢理事(中央左)]
臨席メンバー[東京サイクリング協会/北川専務理事(左)と都盲協/愛沢理事(中央左)]


【寄贈理由】 
東京都盲人福祉協会の「視覚障害者とタンデムを楽しむ集い」は東京サイクリング協会の支援のもとで平成3年から現在まで定期的に開催されており、多くの会員が自転車運転の楽しさに触れています。

安心で安全な楽しい自転車ライフの提供を目指すau損保では、一人でも多くの人にその楽しさを伝えたいと活動してきましたが、CSRの観点からも日頃自転車に触れることの少ない視覚障がい者の方々にこの楽しさを地道に伝える本活動へ「ゆにぞんスマイルクラブ」と共に寄付金贈呈を決定しました。

※「ゆにぞんスマイルクラブ」 あいおいニッセイ同和損保グループ社の役職員一人ひとりが気軽に社会貢献できる任意の募金制度であり、広く社会に貢献することを目的として、2001年度に設立されました。 賛同する役職員が毎月の給与から1口100円×任意口数(最大30口)を拠出し、会社が加入人数に応じて拠出するマッチングギフトと合わせ、子どもの支援や福祉活動等への寄付を行っています。

au損保は、今後も様々な活動を通じて、安心で安全な楽しい自転車ライフを応援します。 
au損保ホームページ  http://www.au-sonpo.co.jp/

 


「視覚障害者とタンデムを楽しむ集い」について
東京サイクリング協会(以下、TCA)が昭和48年から独自で不定期に実施していた取組みを、平成3年に東京都盲人福祉協会と協力し「タンデムを楽しむ集い」として発足、現在まで年数回開催し、広く協会会員がその楽しさに触れています。また関係者の長年の努力の積み重ねにより、2016年度で延べ100回の開催に到達する予定です。 TCA HP  http://tokyo-cycling-association.com/

以下、TCA HPより抜粋:
TCAは、東京都盲人福祉協会と一緒に年間計画でタンデム車を使って楽しむ集いを実施しております。 また、平成11年から筑波大付属盲学校の寮生が年一回10月にパレスへ来て一日元気良く楽しんでおりました。

平成2年に役員(理事)の陣容を一新して毎月の理事会で議論をしていたところ協会のボランティア活動として盲人とペア でタンデム車に乗ることを検討しようとしました。東京では、以前実施していた例があったのでその経験を生かして環境を調査するところから始めることとし当時行ってい
た神宮外苑のタンデム車が使えることを確認し復活させることとしました。

初めて盲人の方とタンデムに乗った時の喜びを聞いて改めて自分としても風を感じることの喜びを認識させられました。ボランティアを無理に意識することなく、お互いに自転車遊びを楽しめればと思います。

都条例により都内では自転車の大人の二人乗りは認められておりません。神宮外苑とパレスサイクリングのコースについて開催中は自転車専用道路のため走ることが出来ます。外苑にはTCAが自振協(自転車産業振興協会)から貸与されたタンデムを10台保管してあり、これを利用しております。パレスサイクリングでは毎週タンデム車も含んで一般への貸し出しを行っており、これを優先的に利用させてもらっています。また、個別に訪れた盲人の方へのパイロットにも適宜対応しております。

タンデムの認可については、昔働きかけたこともあったが警視庁で試乗して「これは危ない」とのことで却下されたとも聞いております。慣れていない警察官の試乗による判断ではロードレーサーやドロップハンドルも禁止されてしまうような話だと思います。なんとか盲人のタンデム利用を糸口にサイクリング車としてのタンデムを認められるようにしていきたいと思っています。