ニュース

アジア選手権・トラック競技 橋本英也がオムニアムで金メダル獲得

レース
1月28日(木)29日(金)に静岡県・伊豆ヴェロドロームで開催されたトラック競技のアジア選手権大会・オムニアムで、橋本英也(鹿屋体育大学・NIPPO)が優勝し、アジアチャンピオンに輝いた。また今回の獲得ポイントにより、3月にイギリス・ロンドンで開催される世界選手権、8月にブラジル・リオで開催されるオリンピックへの日本の出場枠獲得に大きく近づいた。

 
オムニアムでアジアチャンピオンとなった橋本英也
オムニアムでアジアチャンピオンとなった橋本英也


トラック競技の複合種目であるオムニアムは、2日間の日程で、スクラッチ、インディヴィジュアルパーシュート、エリミネーション、1kmタイムトライアル、フライングラップ、ポイントレースの6種目が開催され、最終的な獲得ポイントで順位が競われる。

橋本は、エリミネーションで優勝するなど、第1日目を暫定首位で終えた。そして第2日目のタイム計測競技では、順位を3位まで下げたものの、最終種目であるポイントレースで逆転。直前のUCIワールドカップ香港大会で同種目3位に入ったカザフスタン選手ら、アジアの強豪国を相手にみごとな勝利を飾った。

 


橋本英也のコメント:
今大会に照準を絞り、とても良いコンディションで迎えました。自国開催ということもあり、積極的なレースをしようと考えていました。2日目の最初に順位を落としてしまいましたが、それは想定内のことで、順位が下がったことで、最終種目のポイントレースでは、ライバル国のマークが緩んだように思います。そのため、終始積極的に動くことができ、狙っていたとおりに勝利することができました。

世界選手権やリオ五輪への出場枠を含めて、今後の予定は未定ですが、世界選手権に出場できるならば、トップ10の結果を残し、それをリオ五輪の出場枠獲得につなげたいと思います。

橋本英也ブログ  http://ameblo.jp/eiya-hashimoto/