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シクロクロス世界選開幕! 女子エリートはオランダのデヨンフが優勝
レース
2016.01.31
UCIシクロクロス世界選手権が、1月30日にベルギーのフーズデン・ゾールドルで開幕した。あいにくの雨天となった初日に行われた女子エリートは、22歳のオランダナショナルチャンピオン、タリタ・デヨンフ(ラボ・リブ)が、最終周回のデッドヒートを制して初優勝した。
2位はフランスのカロリーヌ・マーニ、3位には地元ベルギーのサンヌ・カントが入り、この日ベルギー人として初めて表彰台に上がった。
午前中に行われた男子ジュニアもイェンス・デッケルが優勝し、オランダは初日から2つのアルカンシエルを獲得した。今年からシクロクロスのアルカンシエルは、ロードレースと同じように胸に5色のストライプだけが入ったシンプルなデザインに変わっている。
UCIシクロクロス世界選手権には、今年から女子アンダー23のカテゴリーが作られた。初代女王になったのは、国外でシクロクロスを走るのは初めてだったという英国のイービー・リチャーズだった。「もしこのカテゴリーがなければ、私は走っていなかった。レースに出るチャンスはなかっただろう。選手にとってこのカテゴリーは、エリートに上がるために必要だ」と、リチャーズはインタビューで語っていた。
31日には男子アンダー23と男子エリートが行われる。日本からは男子アンダー23に沢田時、男子エリートに竹之内悠(東洋フレーム)と小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)が参加する予定だ。
2016UCIシクロクロス世界選手権
[フーズデン・ゾールドル(ベルギー)/1周16.4km]
■女子エリート結果(1月30日/4周)
1 タリタ・デヨンフ(オランダ)41分03秒
2 カロリーヌ・マーニ(フランス)+14秒
3 サンヌ・カント(ベルギー)+24秒
4 ソフィー・デブール(オランダ)+24秒
5 ニッキ・ハリス(英国)+32秒
6 サブリナ・スタルティエンス(オランダ)+36秒
7 エバ・レヒナー(イタリア)+46秒
8 ケイトリン・アントノー(米国)+1分12秒
9 クリスティーヌ・マイェルス(ルクセンブルク)+1分25秒
10 サンヌ・ファンパーセン(オランダ)+1分44秒
34 興那嶺恵理(日本)+7分36秒
■男子ジュニア結果(1月30日/5周)
1 イェンス・デッケル(オランダ)43分05秒
2 ミカエル・クリスパン(フランス)+35秒
3 トマ・ボネ(フランス)+1分00秒
59 織田聖(日本)+6分39秒
■女子アンダー23結果(1月30日/4周)
1 イービー・リチャーズ(英国)41分34秒
2 ニコラ・ノスコーバ(チェコ)+35秒
3 マウド・カプテインス(オランダ)+47秒
21 坂口聖香(日本)+4分27秒
(http://www.uci.ch/cyclo-cross/)
[女子エリート(ハイライト)]
[男子ジュニア]
[男子ジュニア(ハイライト)]
[女子アンダー23]
[女子アンダー23(ハイライト)]
[男子ジュニア]
[男子ジュニア(ハイライト)]
[女子アンダー23]
[女子アンダー23(ハイライト)]