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2016 チームユーラシア U17・U19 サイクリングアカデミー in ベルギー。申込は4/22まで!

レース
3月中旬にベルギー入りしたチームユーラシア-IRCタイヤは、コンチネンタルチーム所属のベルギー人+国内外のエリート及びU23カテゴリーが参加するレースに参加している。フランスのカテゴリーに照らし合わせれば「エリート+ナショナル」という最上位カテゴリーだ。

特に3月はレース数が少なく、ベルギー全土から選手が集まるため、出走数は常に150名から200名前後の激しいレースとなっている。最初の数レースは手応えさえ感じる余裕が無いほどに打ちのめされたが、ようやく手ごたえを感じられるようになってきた。4月11日まで9レースに参戦しており、次戦は4月14~17日まで開催される4日間のツアー「アルデンヌチャレンジ」となる。


 
チームユーラシアはゴキソ GD2のホイールにIRCの25mmチューブレスをテストしている。ワイド化されたリムと25mmのチューブレスタイヤはとても相性がいい
チームユーラシアはゴキソ GD2のホイールにIRCの25mmチューブレスをテストしている。ワイド化されたリムと25mmのチューブレスタイヤはとても相性がいい

2016 チームユーラシア・サイクリングアカデミー、開催!

チームユーラシア-IRCタイヤは日本自転車競技連盟より「JCF強化パートナー」として中学生、高校生のロード選手を夏休みの間、欧州で強化、育成する遠征合宿を委託された。

2015年 サイクリングアカデミーは「日本のU17、U19の選手たちは世界のトップレベルで戦えるだけのポテンシャルを持っている」と謳い、参加者を募った。2015年8月21~23日にU17カテゴリーで開催されたたWest Vlaanderen Cycling Tour ではUSナショナルチームやベルギーチャンピオン、オランダの有力クラブチーム等の参加により高いレベルで行われたが、サイクリングアカデミーから参加した日本人選手がU17・1年目の選手で競われる「ベストヤングライダー賞」を獲得。また別の選手は第1ステージで中間スプリント賞ジャージを獲得し、第2-aステージで区間4位に入賞。その後、中間スプリントジャージを失ってしまったが、再度獲得するために戦略を練り実行できたことは大きな経験と自信になっている。

U19で参加した大町健斗(広島県立安芸府中高等学校/チームユーラシア-IRCタイヤサポート選手)はTorhoutで6位、 GP DES CARRIERESでは2位に入賞した。

 
第1ステージ終了後のポディウムでは日本人選手2名が表彰された
第1ステージ終了後のポディウムでは日本人選手2名が表彰された
大町健斗はGP DES CARRIERESで2位入賞
大町健斗はGP DES CARRIERESで2位入賞


2016 チームユーラシア・サイクリングアカデミー
参加人数:U17 6名前後、U19 6名前後

参加費:
レース参戦に掛かる経費、マネージメント等についてはチームユーラシア-IRCタイヤによるサポートが行われるが、渡航費、成田空港までの往復分交通費、現地での生活費、海外保険料等は選手負担となる。
参加費用については現段階ではスケジュール、航空運賃代金等により変わってくるが、昨年の場合7月19日~8月4日まで(欧州滞在日数16日間 5レースに参戦)で230,310円。また15歳未満を含む未成年のみの渡航が認められない場合は、航空会社のアテンダントサービスを利用する場合がある。その場合別途航空会社より請求される手数料が上乗せされる(2015年の場合は往復約28,000円/人)。

講座の内容について:
・安全に関する確認
・メカニック講習(洗車~中級車レベルの整備)
・英会話講習(英語圏の講師によるレッスン)
・自転車競技のトレーニング理論
・レース参戦時のアドバイス

期間(変更となる可能性があります):
U19の遠征期間:8月4日出発 8月16日帰国
U17の遠征期間:8月15日出発 8月30日帰国

参加レース
U19 Johan Museeuw Classic(8月6日) を含む最低4レース
U17 West Vlaanderen Cycling Tour(8月19~21日4ステージ)を含む 最低5レース

申し込み期限 4月22日(金)

申込方法:メール teameurasia2009@gmail.com にて以下の項目を連絡。
・選手名
・生年月日

※ 担当・橋川からサイクリングアカデミーに関する詳細と申請用紙等を返信します。
※ 申請を受領後に選考を行い、参加メンバーを決定します。申請を行った時点では参加は決定していませんのでご注意ください。
※ この遠征に参加する際は、保護者及び所属チームの監督(高体連の場合学校の顧問もしくは学校長)の許可を必要とします。許可証に関しましては申請用紙と共に送付します。

 
2015 チームユーラシア・サイクリングアカデミー
2015 チームユーラシア・サイクリングアカデミー
英会話のレッスンも行われた
英会話のレッスンも行われた

チームユーラシア・レースレポート



3月30日 Brugge Sint Kruis。出走165名のレースで先頭から約5分遅れの114位と115位で完走したU23 1年目の鳴海 颯(前)と小野寺 望(後)


 
4月6日 Scheldeprijs-memorial Staf Segers(シュヘルデプレイスのアマチュアレース)に参戦。左から清水太己(チームユーラシア)、松本祐典(明治大学)、山本大喜(鹿屋体育大学)、鳴海颯(チームユーラシア)、小野寺望(チームユーラシア)、岡本隼(日本大学)。チーム単位でのエントリーが必須なため欧州遠征中の学生をチームユーラシアメンバーの一員として迎え参加した。メカトラブルや落車等のトラブルにより今回は全員リタイヤとなったが、数少ないチャンスを活かしてステップアップする事を期待したい。


 

第39回全国高校選抜自転車競技大会 個人ロードレース(3月27日 熊本県)では、広島県立安芸府中高等学校に在籍する大町健斗(チームユーラシア-IRCタイヤ サポート選手)が優勝した。昨年はチームユーラシアのサポートを受け欧州遠征を行い2位に入賞している。大町はヨーロッパプロを目指せる逸材として、今後ともステップアップしていくことが期待される。