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鳥取砂丘をファットバイクで走れる! 4月20日から開始予定
イベント
2016.04.15
鳥取砂丘(鳥取市)をファットバイクで走れるアクティビティが20日から営業を始める。予約不要で手軽に楽しめるレジャーとして、県内の自転車愛好家が企画。コースは往復1.4kmで、所要時間は約20分だ。
旧観光馬車コースを活用
マウンテンバイクのインストラクターの資格を持つ小椋宜洋さんが企画した。スペシャライズド製ほか2×10段変速のファットバイク5台を用意。インストラクターが同行して、県営駐車場に隣接した「鳥取砂丘ジオパークセンター」を出発する。コースの往路は上り坂で、頂上からは砂丘と海が見渡せるという。料金は1人1千円(消費税込)で、バイクとヘルメットのレンタル料、およびインストラクターと保険の費用を含む。
鳥取砂丘は国立公園に指定されており、自転車等の乗り入れが禁止されている。しかし特別保護地区に隣接する区域では、かつて例外的に許可されたコースで観光馬車が営業していた。今回、ファットバイクでのアクティビティも旧観光馬車コースを利用することで実現の運びとなった。コースは幅が5~6m。境界には木の杭が設けられており、コースの外を走ることは出来ない。
砂丘でのアクティビティはパラグライダーやサンドボードなどが知られるが、これらは基本的に予約が必要だ。
「観光ラクダと同じように、砂丘を訪れてすぐに楽しめるものをと考えた。ロードバイクで砂丘を訪れるサイクリストも多く、自転車のアクティビティに需要があるのではと思った」と小椋さんは話す。
砂地での走破性が気になるところだが、極太タイヤを装備しているファットバイクだけに「舗装路のシティサイクルよりも安定している」(小椋さん)とのこと。スポーツサイクルに乗ったことがない人でも十分楽しめるという。営業時間は10~17時で、悪天候の場合は休業。20日には公式サイトもオープン予定だ。(斉藤円華)
<参考サイト>
TRAIL ON(フェイスブックのページ)
https://www.facebook.com/trailon.jp