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オランダ開幕のジロで地元のドゥムランが初日ＴＴを制してマリア・ローザ獲得！！！
レース
2016.05.07
第99回ジロ・デ・イタリア（ＵＣＩワールドツアー）が、５月６日にオランダ中部のアーペルドールンで開幕。初日は郊外にある複合スポーツ施設『オムニスポルト』のベロドロームから、市街地までの9.8kmで個人タイムトライアルを競い、トム・ドゥムラン（ジャイアント・アルペシン）が、地元オランダの期待に応えて優勝し、念願のマリア・ローザを獲得した。
２位になったスロベニアのプリモシュ・ログリッチ（ロトＮＬ・ユンボ）とドゥムランのタイム差は、たった100分の1秒だったと主催紙ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルトは報じている。
２位になったスロベニアのプリモシュ・ログリッチ（ロトＮＬ・ユンボ）とドゥムランのタイム差は、たった100分の1秒だったと主催紙ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルトは報じている。ジロ初日にはオランダ国王が来場し、表彰台でドゥムランを祝福した。
初出場の山本元喜（ＮＩＰＰＯ・ヴィーニファンティーニ）は1分30秒遅れの190位でゴールしている。
■ドゥムランのコメント「ボクが勝った後、みんながボクの名前を叫んでいるのを聞いて、今日は少しの人たちをハッピーにしたみたいだけど、ボクはボク自身をハッピーにした。とても感動的な瞬間だった。クレイジーな気分だよ」
「自転車競技では、計画は大抵うまくいかないものだ。このＴＴで勝つのは難しいだろうと言ったけど、それは本心だった。ログリッチがいいタイムを出したのは知っていた。フィニッシュラインを通過した時は、彼のタイムより３秒上回ったと思ったが、実際には同じタイムだった」
「今年はＴＴで何度か２位になってフラストレーションを感じたことがあったが、今回幸運はボクのそばにあった。100分の１秒差で勝っても、1秒でも10秒でも構わない。これはボクのキャリアで重要なステップアップだ」
■第１ステージ結果［５月６日／アーペルドールン～アーペルドールン 9.8km(ITT)］
１ トム・ドゥムラン（ジャイアント・アルペシン／オランダ）11分03秒
２ プリモシュ・ログリッチ（ロトＮＬ・ユンボ／スロベニア）
３ アンドレイ・アマドール（モビスター／コスタリカ）+6秒
４ トビアス・ルドビクソン（ジャイアント・アルペシン／スウェーデン）+8秒
５ マルセル・キッテル（エティックス・クイックステップ／ドイツ）+11秒
６ モレノ・モゼール（キャノンデール／イタリア）+12秒
７ ボブ・ユンゲルス（エティックス・クイックステップ／ルクセンブルク）+13秒
８ ファビアン・カンチェッラーラ（トレック・セガフレード／スイス）+14秒
９ マティアス・ブランドレ（ＩＡＭ／オーストリア）+14秒
10 シルバン・ディリエール（ＢＭＣ／スイス）+16秒
16 ビンチェンツォ・ニーバリ（アスタナ）+19秒
23 アレハンドロ・バルベルデ（モビスター／スペイン）+24秒
67 ミケル・ランダ（チームスカイ）+40秒
190 山本元喜（ＮＩＰＰＯ・ヴィーニファンティーニ／日本）+1分30秒
［各賞］
■ポイント賞（マリア・ロッサ）：トム・ドゥムラン（ジャイアント・アルペシン／オランダ）
■新人賞（マリア・ビアンカ）：トビアス・ルドビクソン（ジャイアント・アルペシン／スウェーデン）
(http://www.giroditalia.it/it/)
