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全日本選手権ロードレース2位の萩原麻由子。ジロローザからシーズン後半戦がスタート

レース
萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)が東京都大島町で開催された全日本選手権ロードレースに参戦した。6月24日に個人タイムトライアル、25日にロードレースが開催され、タイムトライアルでは3位、ロードレースでは2位という結果となった。

5月上旬のツアー・オブ・チョンミンアイランド(UCI2.ワールドツアー)以来のレースで、勝利することはできなかったが、ベストを尽くすことができ、良い感触をもってヨーロッパでのシーズン後半戦がスタートする。


 
東京都大島町で開催された全日本選手権ロードレース。登坂区間を先頭で越える萩原麻由子
東京都大島町で開催された全日本選手権ロードレース。登坂区間を先頭で越える萩原麻由子


今後、すぐに拠点としているヨーロッパへと戻り、所属チームであるウィグル・ハイファイブに合流。7月1日から10日間に渡って開催される女子ロードレース界最高峰のステージレース、ジロローザ(UCI2.ワールドツアー)へ出場する。

ジロローザでは、チームのエースであるエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)やマラ・アボット(アメリカ)らを軸に、マリアローザ獲得(個人総合優勝)を目標にチーム一丸となって戦う。また萩原は、昨年の同大会で区間優勝を挙げており、日本人初の快挙として大きく注目された。

 
サンセットパームラインを2往復する22.4kmの個人タイムトライアルでは3位
サンセットパームラインを2往復する22.4kmの個人タイムトライアルでは3位


萩原麻由子のコメント
「ロードレースでは、自分の今のコンディションではベストを尽くせたと思います。その結果なので、負けてしまったものの悔いはありません。前回のロンドン五輪から4年間、やるべきことはやって、今日まできました。結果的に代表選手の選考会で負けてしまったので、あまり成功とは言えないけど、日本のリオ五輪出場枠を取ることができたことなどを踏まえて、これが自分の精一杯と思える1日でした。

次戦はジロローザへの出場が決まっています。今年こそ、チームはマリアローザを狙えると思うので、とにかくチームのためにしっかりと働きたいです。ジロローザから始めるシーズン後半に向けて、しっかりとコンディションを上げて、心機一転頑張りたいと思います」。

 
ロードレースの表彰台。完走者7名という厳しいレースになった
ロードレースの表彰台。完走者7名という厳しいレースになった


●萩原麻由子 フェイスブック https://www.facebook.com/mayukoden/

●全日本選手権ロードレース 公式ホームページ
http://nationalchampionships-road.com

●ジロローザ 公式ホームページ
http://www.girorosa.it

●UCI女子ワールドツアーについて
http://www.uci.ch/road/news/article/uci-women-worldtour-top-level-racing-worldwide/