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Jプロツアー第8戦 西日本ロードクラシック広島大会Day-1は増田成幸が優勝

レース
Jプロツアー第8戦『第50回 JBCF西日本ロードクラシック広島大会Day-1』
日付 2016年7月2日(土)
会場 広島県三原市 広島県中央森林公園サイクリングコース
距離 1周12.3km×6周=73.8km(P1)
 

広島Day-1は増田成幸がタイヤ差勝負を制する

増田成幸(左端、宇都宮ブリッツェン)が中根英登(愛三工業レーシングチーム)をタイヤ差で下して優勝
増田成幸(左端、宇都宮ブリッツェン)が中根英登(愛三工業レーシングチーム)をタイヤ差で下して優勝


広島連戦の初日P1クラスタは、コースを6周する73.8kmのショートロードレース。2周目中盤に決まった逃げの4人がそのままフィニッシュ地点まで逃げ切る展開に。

増田成幸(宇都宮ブリッツェン)とホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)の逃げに中根英登(愛三工業レーシングチーム)そして阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)が合流し2周目で4人の逃げができる。逃げを得意とするメンバーはメイン集団と1分半の差を保ち終盤へ。その4人のままゴール勝負となり、先行した中根を増田が直前でかわして優勝。その差はタイヤ1本ほどという僅差だった。

 
メイン集団はシマノレーシングとTeam UKYOが牽引する
メイン集団はシマノレーシングとTeam UKYOが牽引する
VICTOIRE広島と応援団が会場をオレンジに染め上げる
VICTOIRE広島と応援団が会場をオレンジに染め上げる

坂口聖香がJBCF女子チャンピオンに

タイム差なしで逃げ切った坂口聖香(パナソニックレディース)が2016年度のJBCF女子チャンピオンに
タイム差なしで逃げ切った坂口聖香(パナソニックレディース)が2016年度のJBCF女子チャンピオンに


JBCF女子チャンピオンシップとして行われた女子は、この大会が年間で最もレイティングの高いFFであり、多くの選手が1週間前に行われたJCF全日本選手権との連戦で臨んだ。

序盤から唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が中心にペースを上げ集団が絞られる。最終周回の上りで坂口聖香(パナソニックレディース)がアタックすると誰も反応できずそのままフィニッシュして優勝。2016年度のJBCF女子チャンピオンに輝いた。

 
E1クラスタ 3周を独走で逃げ切った岡篤志(弱虫ペダルサイクリングチーム)
E1クラスタ 3周を独走で逃げ切った岡篤志(弱虫ペダルサイクリングチーム)


【P1クラスタ】 73.8km
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)1時間47分29秒
2位 中根英登(愛三工業レーシングチーム)
3位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
4位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+01秒
5位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+06秒
6位 ベンジャミ・プラデス(Team UKYO)+07秒

Jプロツアーリーダー ジョン・アベラストゥリ(Team UKYO)
U23リーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)

 
【Jフェミニンツアー】 61.5km
1位 坂口聖香(パナソニックレディース)1時間49分49秒
2位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
3位 吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)+01秒

Jフェミニンツアーリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)


写真・文:JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟