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2016チームユーラシア-IRCタイヤ サイクリングアカデミーinベルギーに17人が参加

レース
ベルギーを拠点とする日本のサイクルロードレースチーム「チームユーラシア-IRCタイヤ」が夏休み期間中に日本の中学3年生、高校生を対象にしたサイクリングアカデミーを開催した。

2回目となる今年は、7月22日~8月29日までの6週間弱の間に総勢17人の選手達が約2週間~4週間滞在し、各選手4~8レースに参戦。アカデミーを通し24レースに参戦した。


 
ジュニアは8月6日、ヨハンムセウ・クラシックに出走。左から瀧山里玖、蠣崎優仁、大町健斗、花田聖誠、吉岡拓也、清水大樹。2人が完走、蠣崎32位、大町59位
ジュニアは8月6日、ヨハンムセウ・クラシックに出走。左から瀧山里玖、蠣崎優仁、大町健斗、花田聖誠、吉岡拓也、清水大樹。2人が完走、蠣崎32位、大町59位
U17は8月19 ~21日、West Vlaanderen Cycling Tour(3日間・4ステージ)のツアーに参戦した
U17は8月19 ~21日、West Vlaanderen Cycling Tour(3日間・4ステージ)のツアーに参戦した



サイクリングアカデミーはジュニア及びU17カテゴリーの選手達がより多くの欧州レースを経験する事で、彼らがU23カテゴリーに上がった時に欧州のレースでより早く「勝負に絡み展開に加われるようになる事」「ヨーロッパのレースを早い時期に経験する事で意識を高める」「広く参加者を募る事で欧州レベルのレースに適応できる選手の人材発掘」を目的としている。

昨年は異なる交通事情の中、トレーニング中の落車が2回あった。2回とも、警察等が関わるような大きな事故だったため、今年の大きな目標の一つに「トレーニング中の落車ゼロ」を掲げたが、練習前のブリーフィング、帯同するユーラシアU23、エリートメンバーへの指導も含め参加した選手達のトレーニング中の意識が大きく変わり、無事に「トレーニング中の落車ゼロ」で終えることができた。

参加したメンバーには今後も「トレーニング中の落車ゼロ」を継続して欲しい。しかし、レース中の落車が計10回あった事は非常に危険な事で、今後の課題となった。


 
8月23日Langemark-Madonna ジュニア8人の逃げに花田聖誠、大町健斗が加わり、有利に展開を進めたが、うまく噛み合わずに4位、5位に終った
8月23日Langemark-Madonna ジュニア8人の逃げに花田聖誠、大町健斗が加わり、有利に展開を進めたが、うまく噛み合わずに4位、5位に終った
8月29日WOUBRECHTEGEM U17 前回のレースで逃げに加わりつつも集団に吸収され結果を残せなかった細田悠太だが、最終レースの最終周回に逃げに乗り、逃げ切って2位に入賞
8月29日WOUBRECHTEGEM U17 前回のレースで逃げに加わりつつも集団に吸収され結果を残せなかった細田悠太だが、最終レースの最終周回に逃げに乗り、逃げ切って2位に入賞


主な上位入賞者は以下のとおり。

8月5日 Manzele Opwijk ジュニア 出走53名 81km
6位 花田 聖誠

8月13日 Heestert    U17 出走96名 70km 
2位 小野寺 慶

8月16日 BRASSCHAAT U17 出走29名 55km
4位 小野寺 慶
7位 柳澤 創
8位 福田 圭晃

8月17日 Lessines  ジュニア 出走52名 82km
10位 大町 健斗

8月23日 Langemark-Madonna ジュニア 出走40名 82.5km
4位 大町 健斗
5位 花田 聖誠

8月25日 Kortemark Edewalle ジュニア 出走43名 83km
9位 山岸 大地

8月29日 WOUBRECHTEGEM U17 出走63名 67km
2位 細田 悠太
9位 古林 一夢


全レースのレポート、成績はこちら http://teameurasia.hatenablog.com/archive/category/Cycling%20Academy