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「高齢者向け自転車保険」をau損保が10月3日から販売開始

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au損保は10月3日から、高齢者向けに特化した自転車保険の販売を始めた。70才から89才までの高齢者が加入できる。自転車保険への加入を義務化する自治体が増える中、高齢者向け自転車保険への要望が強まったのが販売の理由だ。

個人賠償責任を重視

自治体が自転車保険の加入を義務化する流れを受け、高齢者向け自転車保険が登場した
自治体が自転車保険の加入を義務化する流れを受け、高齢者向け自転車保険が登場した
自転車保険「70才からの自転車保険 Bicycle S」は年額保険料が6060円で、個人賠償責任額が最大2億円と手厚い。一方で自転車事故によるケガの保障は、入院一時金の4万円のみに簡素化。個人賠償責任を重視した内容となっている。
また、自転車事故の被害者となった場合に備え、法律相談費用として5万円、弁護士費用等として300万円まで保障しているのも特徴だ。事故や故障で動けなくなった自転車のロードサービスも無料で付帯する。
高齢者向け自転車保険を望む声は以前からあったが、各自治体が自転車保険の加入を義務化する流れを受け、自治体側からも保険整備の要望が損保会社に寄せられていたという。
このほか同社では同日から、「自転車の安全利用に向けた協定」を締結した自治体に住む人が自転車保険に加入すると、保険料収益の一部を自治体に寄付する取り組みを開始。「70才からの自転車保険 Bicycle S」ほか同社が引き受ける4商品が対象で、寄付金は自転車安全利用の啓発活動などに使われる。同社は協定を東京都と7月、埼玉県とは9月に結んだ。(斉藤円華)


<参考サイト>
au損保 ニュースリリース
http://www.au-sonpo.co.jp/corporate/news/detail-116.html