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ジャパンカップでチームスカイ来日! ラファサイクルクラブ東京でウエルカムパーティー開催
レース
2016.10.21
■■■今週末に栃木県宇都宮市で開催される、第25回ジャパンカップサイクルロードレースに参戦するUCIワールドチームのチームスカイ(英国)が10月20日に来日し、東京都内にあるラファサイクルクラブ東京で開催されたウエルカムパーティに出席した。
2013年から4年連続でジャパンカップに来ているチームスカイ。今年も昨年同様1人少ない4選手での参戦になる。昨年は来日が決まっていた当時スタジエ(見習い選手)のアレックス・ピーターズ(英国)が病気になってしまったためだが、今年は同じ日程でアブダビ・ツアーが開催されているため、走れる選手がそちらに参加しているためだった。
メンバーは2013年の大会で5位に入ったベテランのダビド・ロペス(スペイン)、これが現役最後のレースとなる39歳のシャビエル・サンディオ(スペイン)、今年でチームスカイを離れるラルスペテル・ノルドハウ(ノルウェー)、そして今年は無事来日し、プロ1年目ながら本戦での活躍が期待されているピーターズの4人だ。
昨年初来日したオランダ人のセルバイス・クナーフェン監督が、今年もチームを率いている。彼は昨年初めて観たジャパンカップの盛況ぶりに感動し、今年も来日を自ら志願したという。
「去年と比較すると、我々には真のスプリンターがいない。昨年は土曜日のクリテリウムのためにスプリンターがいて、ベン・スウィフトが2位になった。我々は強いチームだが、スプリントではスペシャリストがいないから、おそらく土曜日は他の連中を驚かせるアタックを試みるだろう」と、クナーフェン監督は戦略を語っていた。
ジャパンカップ本戦での活躍が期待されているピーターズについては「日曜日は、いつも厳しいレースになる。我々にとって最高なのはアレックス・ピーターズだ。彼は先月良くトレーニングできている。夏は病気になってレースに出られなかった分、このレースではとてもモチベーションが高い」と、評していた。
そしてチームスカイにとって、今年のジャパンカップは2011年からチームに所属し、今季で引退するシャビエル・サンディオの最後のレースという、とても特別な大会になる。「16年という長いキャリアを宇都宮で終えるシャビのために、特別なレースにしてあげたい。それは他の選手たちにエクストラなモチベーションを与えている」と、クナーフェン監督も語っていた。
[選手たちのコメント]
■アレックス・ピーターズ「このレースにすごくモチベーションを持っている。おそらくコースは僕に向いているだろうから、全力を尽くすつもりだよ」
■ダビド・ロペス「2013年に走った時はひどい雨で厳しいレースだったが、今年は天気はよさそうだ。ブエルタの後、レースを走っていないからどんな結果になるか。8年館同じチームで走ってきたシャビ(サンディオ)の最後のレースを一緒に走れるのはうれしいよ」
■ラルスペテル・ノルドハウ「日曜日はハードなレースになるだろうが、勝つためにベストを尽くす。しかしこのレースは1年でとても遅い時期のレースなのも確かだ。今まで走ったことのないレースで走るのは特別だし、シャビの最後のレースだしね」
[チームスカイのジャパンカップ参加メンバー]
ダビド・ロペス(スペイン/35歳)
ラルスペテル・ノルドハウ(ノルウェー/32歳)
アレックス・ピーターズ(英国/22歳)
シャビエル・サンディオ(スペイン/39歳)
監督:セルバイス・クナーフェン(オランダ)
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イギリス・ロンドン発のハイエンドサイクリングウェアブランド『ラファ(Rapha)』は、ジャパンカップ開催に合わせて宇都宮のオリオン通りにポップアップストアをオープンしている。チームスカイの選手たちにとっては、コーヒーを飲んでブレイクタイムを過ごす場所にもなっているので、是非立ち寄ってみてほしい。
http://pages.rapha.cc/ja/clubs-ja/rapha-pop-up-utsonomiya
(http://www.rapha.cc/jp/ja/)
ジャパンカップに向けてチームスカイが到着しました。2001年パリ・ルーベ覇者のセルファイス・クナーフェンを監督にアレックス・ピーターズ、ラルス・ペーター・ノルダーグ、ダビ・ガルシア・ロペスにハビエル・ザンディオの4選手。ファンの皆様と会えることを楽しみしています! pic.twitter.com/dagTzZyQqU
— Rapha Japan (@rapha_japan) 2016年10月20日