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パナソニック・オーダー・システム 2017モデル「チタン・ロード FRTC01」ライダーの意思に応える新ジオメトリーを採用
新製品
2016.12.17
POS(パナソニック・オーダー・システム)は2017モデルで30周年の節目を迎える。そこで、パナソニックではスポーツバイクの原点に立ち戻り、新しいロードモデルを発売する。
チタン・ロードモデル「FRTC01」は、ラインアップの中で最軽量を目指し、今までのチタンモデルと異なり、サイクリストの意思に機敏に応える新ジオメトリーを採用した。
チタン・ロードモデル「FRTC01」は、ラインアップの中で最軽量を目指し、今までのチタンモデルと異なり、サイクリストの意思に機敏に応える新ジオメトリーを採用した。
POS(パナソニック・オーダー・システム)の考える「走る」自転車とは、ライダーと一体となり、ライダーの意思にスムーズに応える自転車。軽量性は一要素に過ぎず、パイプのしなりや思い描いたように動けるジオメトリー、疲労を軽減するしなやかさ、体格に合せたサイズオーダーなど、トータルでライディングを支える自転車こそ「走る」自転車と考える。
新たに開発したチタン・ロード「FRTC01」はその理想を具現化したモデル。
・高い運動性能を実現する“軽量フレーム”
・運動性能とチタンのしなりを活かす“新ジオメトリー”
・軽量化、剛性アップ、突き上げ緩和を実現する「スカッシュバックシステム」
これらの要素により、加速したいときには小気味良く加速し、思い描いたラインを切れ良く曲がることができ、チタンのしなやかさで疲労も軽減できる。ライダーの意思に応え、走りを支える理想のフレームを実現した。
チタン・ロード FRTC01
フレーム:3AL2.5V チタン合金
カラー:1 カラー33 色、
デザイン/仕上げ:11 パターン
サイズ:460~610mm(10mm刻み)
フレームセット価格:40万円(税抜)〜
納期 :約1カ月
チタン・ロード「FRTC01」は、POS の考える「走る」自転車の開発のため、社内実業団チームと共に作り上げたモデル。走り以外の付加価値をフレームへ与えず、しなりと剛性感のバランス、クイックな操作性、小気味良く加速する剛性感、長距離でも脚を残せるしなやかさなど、様々な視点から磨き上げた一台となった。
運動性能に直結する軽量性はパイプ仕様を一から見直し、従来のチタン・ロードより軽量なパイプ構成となっている。またフレーム形状にスローピングを採用し、ハンガーも新たに設計することでトータル 140gもの軽量化(FRTC11 Version L との比較)を果たした。また新ジオメトリーは社内実業団チームに実走試験を依頼。インプレッション結果を用いて、操作感や剛性感など乗り味を研究し、チタンに最適化された新たなジオメトリーを完成させた。
「スカッシュバックシステム」は軽量なパイプ仕様に変更したことで懸念される強度低下を防ぐため、FEM 解析を行い、ダウンチューブ、チェーンステー、シートステーのパイプ形状を再設計。 約 13%の横剛性アップ(FRTC11 Version L との比較)を達成し、パナソニックのチタン・ロード史上、最高の重量比強度を有するフレームを実現した。
問・パナソニックサイクルテック http://cycle.panasonic.jp/products/pos/
* POS(パナソニック・オーダー・システム) 2017モデルはフレームセット15モデル、完成車15モデルをラインナップ。 2017モデルは2016年12月1日より受注を開始した。