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ベルギーのクイックステップフロアーズがチームプレゼンテーションを開催

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ベルギーのクイックステップフロアーズ(UCIワールドチーム)が、1月11日に西フランダース州のコルトレイクでチームプレゼンテーションを開催した。

クイックステップフロアーズは、毎年ユニークなチームプレゼンテーションを開催してファンを喜ばせてくれるが、今年は2016年のチームの活躍を映画化した『One Year In Blue(ワン・イヤー・イン・ブルー)』のワールドプレミアが会場となった。

映画『One Year In Blue(ワン・イヤー・イン・ブルー)』は、ウーステインビス社が制作したスポーツと情熱の物語で、エティックス・クイックステップとして活動した2016年にチームがグランツール区間9勝と世界選手権チームタイムトライアル優勝を含めた57勝を上げた軌跡がつづられている。

会場となったのは、コルトレイク郊外のエキスポ地区にあるキネポリス(映画館)で、3200人以上のファンが詰めかけ、関係者やメディアとともにいつもとは違うワールドプレミアの雰囲気を味わった。
 
 
4月のパリ~ルーベを引退レースにすると公表している36歳のトム・ボーネン(ベルギー)にとっては、これが現役選手として最後のチームプレゼンテーションになった。

ボーネンは「これは僕にとって最後の年で、自分が走る全てのレースの全ての瞬間を本当にエンジョイしたい。2017年の最大の目標であるパリ〜ルーベで勝ちたいとは言いにくいが、その日までは一歩一歩進んでいくだろう。

アブダビの怪我で、2016年はシーズン前の数週間のトレーニングが失われてしまったが、今は全てが計画通りに運んでいる。自分はベストを尽くすことができるだろうという確信が持てるルーベまで、健康でいられることを望んでいるよ」と、語った。
 
 
今季メンバーに加わったベルギーチャンピオンのフィリップ・ジルベールは「クイックステップフロアーズは、もう我が家のように感じている。雰囲気はとても素晴らしく、それはあらゆる環境で重要な要素だ。ここの集まった大勢のファンにも感動した。このチームは他とは違うなと実感できるよ。目標は利益をもたらすことで、チームにクラシック(での勝利)をもたらすことだ。それはこの数年間、僕にもチームにも欠けているものだ」と、新シーズンの目標を語った。
 

クイックステップフロアーズには今季29選手が所属。2017シーズンは1月17日に開幕するオーストラリアのサントス・ツアー・ダウンアンダーで始まり、10月10日にベルギーのプット・カプルンで開催されるナショナル・スルイティングプレイスで終了する予定だ。
(http://www.quickstepfloorscycling.com/)