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萩原麻由子がカデル・エヴァンス グレートオーシャンロードレースで3位入賞
レース
2017.01.31
1月28日、オーストラリア・ジーロングを拠点とし113kmのワンディレース「カデル・エヴァンス グレートオーシャンロードレース(UCI1.2)」が開催され、萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)が3位でフィニッシュした。
レースは終始、強い横風が吹き付け、またアップダウンの多いコース設定ということもあり、非常にタフな展開となった。ウィグル・ハイファイブはチームワークを駆使して走り、終盤にエマ・プーレイ(イギリス)が単独で先行したが、残り4.5km地点で4選手の追走集団に萩原を送り込むことに成功。萩原たちは残り2.5km地点で先行していたプーレイを捉えると、5選手でのゴールスプリントとなった。
そして、抜群のスプリント力を見せたのは、リオ五輪ロードレースで激しい落車をしたアンネミエク・ファンフレウテン(オランダ、オリカ・スコット)。少し後続を引き離す形で先着し、萩原は3位でフィニッシュ。満面の笑顔で表彰台に立った。
不調に苦しんだ2016シーズンだったが、諦めることなくトレーニングを重ねてきた萩原。2017シーズンを迎え、真夏のオーストラリアで復調の兆しとなる素晴らしい成績を残した。
次戦は、2月26日のクラシックレース「Omloop van het Hageland-Tiel-Winge (ベルギー、1.1)」の予定。より良いコンディションをもって活動拠点となるヨーロッパでの初戦を迎えるために、それまでの約1カ月間は自主キャンプを行っていく予定。
萩原麻由子のコメント
豪州遠征最終戦のカデル・エヴァンス グレートオーシャンロードレースにて3位入賞することができました。これはチームの万全なサポートを受け、またチーム力がもたらした結果だと思っています。
今日のレースは風が強く、横風区間での集団分裂が危惧されていたとおりに起き、たびたび後方集団に取り残されましたが、常にチームメイトがサポートしてくれ、先頭集団に戻ることができました。
そして最後30kmから始まる起伏のある区間では、自分の今持っている力試すことができました。最後はやはり力の差で3位に甘んじましたが、初戦のサントス・ウィメンズツアーから、トップコンディションではないなかで、最低限ポディウムに乗れたことは正直ほっとしています。そして昨年の体調不良からの復帰と、これからのシーズンへ向けた良い景気づけとなりました。
またこの結果は、チーム一人一人の力はもちろん、オーストラリア滞在期間中、入念にチームで試走できたことがとても有利に働いたと思います。そして滞在中に深まったチーム全体の良い雰囲気も影響しました。改めて自転車はチーム競技であり、その素晴らしさ、重要さを実感した日でした。これから欧州シーズンまでの期間、もう一つ練習し調子を作り、厳しい欧州シーズンへ備えます。
萩原麻由子、ウィグル・ハイファイブのリザルト
1 VAN VLEUTEN Annemiek Orica - Scott 3:04:13
2 WINDER Ruth UnitedHealthcare Pro Cycling Womens Team
3 HAGIWARA Mayuko Wiggle High5
11 EDMONDSON Annette Wiggle High5 +0:33
15 LETH Julie Wiggle High5
47 CURE Amy Wiggle High5 +1:50
53 ROBERTS Amy Wiggle High5 +4:19
74 GARNER Grace Wiggle High5 +11:28
「Cadel Evans Great Ocean Road Race」※UCI 女子エリート1.1クラス
2017年1月28日(土)スタート時間 11:45〜
スタート/フィニッシュ ジーロングウォーターフロント 113km
公式サイト http://www.cadelevansgreatoceanroadrace.com.au
●萩原麻由子のフェイスブック https://www.facebook.com/mayukoden/