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アジア選手権ロード・個人TT(エリート女子)で梶原悠未が銅メダル獲得

レース
アジア選手権ロード2日目は個人タイムトライアルが行われた。

朝8時にスタートしたのはまずジュニア男子、日本は蠣崎優仁が直前まで入念にアップしてスタート。しかし異次元の走りを見せるカザフの前にコース2周、25.6kmで2分以上の大差を付けられ、6位に終わった。

蠣崎は「オーバーペースにならないように走ったが、2周目の前半でちょっとリズムを落としたかもしれない」と話す。

 
アジア選手権ロード・個人TT(ジュニア男子)蠣崎優仁は6位
アジア選手権ロード・個人TT(ジュニア男子)蠣崎優仁は6位


2クラス目はエリート1年目となる梶原悠未が最終走者でスタート。エリートに上がってギヤ比制限がなくなり、「みんな重いギヤをしっかり踏んでいるから」と倍数を掛けた走りでペースを刻み、中国、韓国に次いで3位に入った。

銅メダルを獲得した梶原は「TTを走るのは直前に決まったのであまり準備期間がなかったが、選んでいただいたからにはしっかりポイントを取るつもりで走った」とコメントした。


 
アジア選手権ロード・個人TT(エリート女子)梶原悠未は3位入賞
アジア選手権ロード・個人TT(エリート女子)梶原悠未は3位入賞


3クラス目はジュニア女子、下山美寿々が一周12.8kmのコースに飛び出していった。下山は前半のうちに1分前を走るフィリピンの選手をオーバーテイクする快走を見せたが、中国に37秒差を付けられ、カザフ、インドネシアに続く4位となって惜しくも表彰台を逃した。

下山は「TTバイクでのコーナリングのヘタさが敗因です。でも中国との差は脚の差。1回泣いて、ロードに切り替えます」と目を潤ませた。

アジア選手権ロード、3日目の明日は女子U23と男子U23、そしてエリート男子のTTが行われる。
【text&photo:Hitoshi OMAE】

 
アジア選手権ロード・個人TT(ジュニア女子)下山美寿々は惜しくも4位という結果
アジア選手権ロード・個人TT(ジュニア女子)下山美寿々は惜しくも4位という結果


個人タイムトライアル(25.6km)ジュニア男子 
1位 CHZHAN Igor KAZ 34:29.63
2位 YU Ze CHN 35:38.86
3位 SHODIEV Iskandarbek UZB 36:02.08
6位 蠣崎 優仁(静岡・伊豆総合高校)37:04.68

個人タイムトライアル(25.6km)エリート女子
1位 LIANG Hongyu CHN 36:48.20
2位 LEE Jumi KOR 36:56.43
3位 梶原 悠未(埼玉・筑波大学)37:42.17

個人タイムトライアル(12.8km)ジュニア女子
1位 KANG Qiao CHN 19:29.17
2位 KURNOSSOVA Marina KAZ 19:49.63
3位 SETIAWAN Liontin Evangelina INA 19:50.28
4位 下山美寿々(大阪・大阪教育大学附属天王寺高校)20:06.77

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