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UCIワールドツアーに昇格したツアー・オブ・カリフォルニアでベネットが総合初優勝

レース
photo : Brian Hodens/BettiniPhoto©2017
photo : Brian Hodens/BettiniPhoto©2017
 
今季UCIワールドツアーに昇格した第12回アムゲン・ツアー・オブ・カリフォルニアが、2017年5月14日から21日に開催され、ニュージーランドのジョージ・ベネット(チームロットNL・ユンボ)が総合初優勝した。

今年のツアー・オブ・カリフォルニアは、山岳区間の第2ステージでポーランドのラファウ・マイカ(ボーラ・ハンスグローエ)が区間優勝して総合首位をキープし続けたが、最終日前日に行われた24kmの個人タイムトライアルで振るわず、第2ステージでタイム差なしの区間2位だったベネットに逆転されてしまった。

ワールドツアーのレースで初優勝したベネットは「残り3kmのバナーを通過した時、やっと僕は自分が勝ったんだと思った。ちょっとプレッシャーを感じていたけれど、今日チームは素晴らしかった。彼らは素晴らしい脚を見せてくれた。彼らのおかげだ。この勝利は僕に大きな違いを生み出すだろう。将来はこれをヨーロッパでの後押しにしたい」と、喜びを語っていた。
 
 
■第12回アムゲン・ツアー・オブ・カリフォルニア 個人総合最終成績
[5月14日〜20日/UCIワールドツアー/米国]

1 ジョージ・ベネット(チームロットNL・ユンボ/ニュージーランド)22時間54分38秒
2 ラファウ・マイカ(ボーラ・ハンスグローエ/ポーランド)+35秒
3 アンドリュー・タランスキー(キャノンデール・ドラパック/米国)+36秒
4 ブレント・ブックウォーター(BMCレーシングチーム/米国)+45秒
5 イアン・ボズウェル(チームスカイ/英国)+1分00秒
6 ヴェガールステイク・ラエンゲン(UAE・チームエミレーツ/ノルウエー)+1分54秒
7 ラクラン・モートン(チームディメンションデータ/オーストラリア)+1分55秒
8 タオ・ゲオゲーガンハート(チームスカイ/英国)+2分12秒
9 サム・オーメン(チームサンウェブ/オランダ)+2分15秒
10 アイマル・スベルディア(トレック・セガフレード/スペイン)+3分14秒
[各ステージの優勝者]
■第1ステージ:マルセル・キッテル(クイックステップフロアーズ/ドイツ)
■第2ステージ:ラファウ・マイカ(ボーラ・ハンスグローエ/ポーランド)
■第3ステージ:ペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ/ポーランド)
■第4ステージ:イバン・ハフマン(ラリーサイクリング/米国)
■第5ステージ:アンドリュー・タランスキー(キャノンデール・ドラパック/米国)
■第6ステージ(TT):ジョナサン・ディベン(チームスカイ/英国)
■第7ステージ:イバン・ハフマン(ラリーサイクリング/米国)
(http://www.amgentourofcalifornia.com)
 

UCIワールドツアーランキング2017

■個人ランキング
1 グレッグ・バンアーベルマート(BMCレーシングチーム/ベルギー)2528pts
2 アレハンドロ・バルベルデ(モビスターチーム/スペイン)1995pts
3 ミハウ・クウィアトコウスキー(チームスカイ/ポーランド)1701pts
4 フィリップ・ジルベール(クイックステップフロアーズ/ベルギー)1670pts
5 リッチー・ポート(BMレーシングチーム/オーストラリア)1362pts
6 ペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ/スロバキア)1305pts
7 ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ/アイルランド)1215pts
8 セルヒオ・エナオ(チームスカイ/コロンビア)1152pts
9 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)1143pts
10 ヨン・イサギレ(バーレーン・メリダ/スペイン)1066pts

■チームランキング
1 クイックステップフロアーズ(ベルギー)7480pts
2 BMCレーシングチーム(米国)6349pts
3 オリカ・スコット(オーストラリア)4857pts
4 モビスターチーム(スペイン)4388pts
5 チームスカイ(英国)4509pts
(http://www.uci.ch/road/ranking/)