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クリテリウム・デュ・ドーフィネ第6ステージはアスタナのフルサングが区間初優勝/ポートが総合首位

レース
photo : Luca Bettini/BettiniPhoto©2017
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フランスで開催されている第69回クリテリウム・デュ・ドーフィネ(UCIワールドツアー)は、6月9日にパルク・デ・ゾワゾー(ビラール・レ・ドンブ)からラ・モット・セルボレックスまでの175.5kmで第6ステージを競い、終盤越えたカテゴリー超級のモン・デュ・シャ峠で抜け出した4人のゴール勝負になった。

白熱のゴールスプリントは、デンマークのヤコブ・フルサング(アスタナプロチーム)がリッチー・ポート(BMCレーシングチーム)とクリストファー・フルーム(チームスカイ)を打ち負かし、区間初優勝した。

32歳のフルサングは、これがUCIワールドツアーで初の勝利だった。「今年、我々のチームにはたくさんの不運があった。でも、やっと順調になったみたいだ。僕たちは競争する力を持ち始めた。幸運にも、ちょうどツール・ド・フランスが始まる前だ」と、彼は語っている。

総合成績は区間2位に入ったポートが首位に立ち、マイヨ・ジョーヌに袖を通した。しかし、頂上ゴールの山岳ステージ2区間を残し、総合2位のフルームとのタイム差はたった39秒だ。

この日、標高1504メートルのモン・デュ・シャ峠でライバルたちから先行し、山頂を独走で通過したのはフグルサンのチームメートのファビオ・アルー(アスタナプロチーム)だったが、タイム差は14秒しかなく、下りでフルームが引く追走グループに捕まってしまった。

アルーは第4ステージの個人タイムトライアルで区間優勝したポートより1分18秒遅れていて、第6ステージでは区間4位でボーナスタイムも獲得できなかったため、1分24秒遅れの総合5位につけている。
 
photo : Luca Bettini/BettiniPhoto©2017
photo : Luca Bettini/BettiniPhoto©2017
 
■第6ステージ結果[6月9日/パルク・デ・ゾワゾー(ビラール・レ・ドンブ)~ラ・モット・セルボレックス/175.5km]

1 ヤコブ・フルサング(アスタナプロチーム/デンマーク)3時間41分48秒
2 リッチー・ポート(BMCレーシングチーム/オーストラリア)
3 クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)
4 ファビオ・アルー(アスタナプロチーム/イタリア)
5 アレハンドロ・バルベルデ(モビスターチーム/スペイン)+50秒
6 ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ/アイルランド)+50秒
7 ロマン・バルデ(AG2R・ラモンディアル/フランス)+50秒
8 オリヴェル・ナーゼン(AG2R・ラモンディアル/ベルギー)+1分06秒
9 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)+1分06秒
10 エマヌエル・ブッフマン(ボーラ・ハンスグローエ/ドイツ)+1分14秒
47 トマス・デヘント(ロット・スーダル/ベルギー)+8分36秒
94 新城幸也(バーレーン・メリダ/日本)+14分55秒
139 別府史之(トレック・セガフレード/日本)+20分55秒
■第6ステージまでの総合成績
1 リッチー・ポート(BMCレーシングチーム/オーストラリア)20時間52分34秒
2 クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)+39秒
3 ヤコブ・フルサング(アスタナプロチーム/デンマーク)+1分15秒
4 アレハンドロ・バルベルデ(モビスターチーム/スペイン)+1分20秒
5 ファビオ・アルー(アスタナプロチーム/イタリア)+1分24秒
6 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)+1分47秒
7 ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ/アイルランド)+2分14秒
8 エマヌエル・ブッフマン(ボーラ・ハンスグローエ/ドイツ)+2分30秒
9 ロマン・バルデ(AG2R・ラモンディアル/フランス)+2分49秒
10 ラファエル・バルス(ロット・スーダル/スペイン)+3分16秒
100 新城幸也(バーレーン・メリダ/日本)+25分43秒
157 別府史之(トレック・セガフレード/日本)+54分17秒
(http://www.letour.fr/criterium-du-dauphine/2017/us/)
 



Summary - Stage 6 - Critérium du Dauphiné 2017 投稿者 tourdefrance