ニュース

ミラノ〜トリノでコロンビアのウランが初優勝

レース
 
イル・ロンバルディア(UCIワールドツアー)の前哨戦として、10月5日に北イタリアで開催された第98回ミラノ~トリノ(ヨーロッパツアー1.HC)は、コロンビアのリゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック)が、スペルガ大聖堂へと向かう最後の上り坂の残り3kmで単独アタックを決め、初優勝した。


2位には英国のアダム・イエーツ(オリカ・スコット)、3位にはイタリアチャンピオンのファビオ・アルー(アスタナプロチーム)が入った。

10月7日の土曜日には、今シーズン最後のモニュメント・レースであるイル・ロンバルディアが北イタリアで開催される。第111回大会はベルガモをスタートし、コモにゴールする247kmで競われる。

昨年初優勝したコロンビアのエステバン・チャベス(オリカ・スコット)は、9月30日に開催されたジロ・デッレミリア(ヨーロッパツアー1.HC)で落車して肩甲骨を骨折し、今年は欠場となった。


■ミラノ〜トリノで初優勝したウランのコメント「僕は自分の競技キャリアで、時としてアタックするのが早すぎたとか、遅すぎたと言われてきた。今日は早く、それは予定通りではなかったが、最後の上り坂で最もキツイ場所で差が付いたのを見て、行ったんだ。アルーか誰かが追いついてくると思ったが、誰も来なかった。

最後には状況をコントロールしていたが、最後のカーブで後ろを見るまでは100%勝てる確信はなかった。僕にとってもチームにとっても勝利を得ることが重要で、特にロンバルディアを目前に控えて、より自信が付いた。それは僕がすごく好きなレースなんだ」
 
 
■第98回ミラノ〜トリノ結果[10月5日/ヨーロッパツアー1.HC/186km]

1 リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック/コロンビア)4時間24分51秒
2 アダム・イエーツ(オリカ・スコット/英国)+10秒
3 ファビオ・アルー(アスタナプロチーム/イタリア)+20秒
4 ナイロ・キンタナ(モビスターチーム/コロンビア)+28秒
5 ダヴィド・ゴデュ (FDJ/フランス)+31秒
6 ウァウテル・プールス (チームスカイ/オランダ)+31秒
7 ダニエル・マルティネス(ウィリエールトリエスティナ・セッレイタリア/コロンビア)+33秒
8 ティボ・ピノー(FDJ/フランス)+35秒
9 ピエール・ラトゥール(AG2R・ラモンディアル/フランス)+43秒
10 ピーター・ステティナ(トレック・セガフレード/米国)+53秒
84 別府史之(トレック・セガフレード/日本)+11分08秒
(http://www.milanotorino.it/en/)