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チームユーラシアIRCタイヤ 2018シーズンのチーム体制

レース
チームユーラシアIRCタイヤが2018シーズンの活動計画を発表した。今年も欧州で50レース前後、国内で10レース前後の参戦を計画している。

 
2017シーズンのメンバー。中心の清水、左端の鳴海は他チームへ移籍。その他のメンバーはチームに残り2月25日の開幕レースに備える
2017シーズンのメンバー。中心の清水、左端の鳴海は他チームへ移籍。その他のメンバーはチームに残り2月25日の開幕レースに備える


前期は約25レースに参戦。前半戦の注目すべきレースは4月11~15日に行われる5日間のステージレース「アルデン・チャレンジ」。昨年のこの大会では第5ステージで花田聖誠が10位に入賞しており、今年はそれ以上の成績が期待される。

5月に帰国。6月の3Days熊野、全日本選手権に参戦する。

7-8月には中学生、高校生を対象にしたサイクリングアカデミーを開催(詳細は3月末発表予定)。

9月には3日間・4ステージのフランスで行われるステージレース「ツール・ド・モゼル」に参戦し、10月にシーズンを終了する。

チームユーラシアIRCタイヤ 2018シーズンのスケジュール
2月25日 欧州シーズン開幕 マルデヘム
4月11-15日 アルデンチャレンジ
5月 上期欧州遠征終了 25レース前後に参戦
6月 3Days 熊野 全日本選手権 U23個人タイムトライアル U23個人ロードレース
7月 サイクリングアカデミー
8月 後期欧州遠征 25レース前後に参戦
9月 ツールドモゼル参戦
10月 後期欧州遠征終了

 
3Days熊野では大町健斗が第3ステージで区間優勝
3Days熊野では大町健斗が第3ステージで区間優勝


所属選手はU23・2年目のメンバーが中心になり、平均年齢は18.8歳。清水太己、鳴海颯がそれぞれ欧州他チームへ移籍する事で頼れる存在を失ったが、各選手の自立と共に成績の向上を狙う。

チームユーラシアIRCタイヤ 2018シーズン所属選手
大町 健斗
1998/04/28(2015シーズンよりチームユーラシア サポート選手 2017年正式加入)
2015 優勝 全日本選手権個人タイムトライアル ジュニア
2016 優勝 全日本選手権個人タイムトライアル ジュニア
2017 10位 Heule
7位 全日本選手権個人ロードレース U23
優勝 3Days 熊野第3ステージ

花田 聖誠
1998/07/31(2017年より加入)
2016 3位 アジア選手権 ジュニア
2017 10位 Arden Challenge 第5ステージ

吉岡 拓也
1998/11/22(2017年より加入)
2017 10位 JBCF仙台クリテリウム E1
優勝 JBCF みやだクリテリウム E2 Gr1

瀧山 里玖
1998/10/15(2017年より加入)
2017 優勝 JBCF みやだクリテリウム E2 Gr2

鈴木 史竜
1998/04/16(2017年より加入)

山岸 大地
1999/09/18(2018年より加入)


移籍
清水 太己 USSA Pavilly Barentin (フランス)
鳴海 颯 Speeder Cycling Team (スイス)

 


使用機材
フレーム:ブリヂストン・アンカー
ホイール:Gokiso(ゴキソ)
タイヤ:IRCタイヤ
ヘルメット:OGK kabuto
サイクルウェア:DECCA
ハンドル他:OnebyESU
ペダル:LOOK(ルック)
パワーメーター:パイオニア


協賛企業
井上ゴム工業
ブリヂストンサイクル
オージーケーカブト
東京サンエス
近藤機械製作所
ユーロスポーツインテグレーション
キナン
PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI(東京・世田谷区)
いとう歯科(広島県広島市)
はっさく屋(広島県尾道市)


橋川 健監督のコメント
「海外で活動するに当たり各選手には自己負担金が発生しています。選手のキャリア、成績、貢献度等によりチームからスカラシップという形でサポートを行っている選手もいますが、それでも約6カ月分の生活費、2回分の航空運賃代を含めた年間の活動費は30~80万円となります。その多くの費用を保護者方々に負担していただいていますが、理想的には強くなり、レース後に現金で受け取る賞金と冬のバイトで自立していく事を目標にしています。

この冬、U23 2年目の選手に対してアルバイトを義務付けています。各選手は新聞配達、大型電気店、チェーンレストランなどでバイトしながら来期の活動資金の調達を行っています。アルバイトを行う事で活動資金を稼ぐ事は大きな目的ですが、お金の価値、社会的な責任や時間の使い方(トレーニングメニューの組み立て)なども若い選手達には考えるチャンスになって欲しいと思います。

2018シーズンも多くの方々のご協力を得て活動が実現します。皆さんへの感謝の気持ちを選手達と共有しながら、2018シーズンどこまで強くなるのか期待しサポートしてまいります。今後とも応援をよろしくお願いします。」

Team Eurasia - IRC TIRE
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