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Jプロツアー2018 第1戦おきなわロードレースDay-1で岡篤志が優勝

レース
スプリント勝負を宇都宮ブリッツェンの岡篤志が制した
スプリント勝負を宇都宮ブリッツェンの岡篤志が制した


2018年のJプロツアーが初開催となる沖縄県で開幕した。

沖縄本島中部に位置する金武(きん)町にある金武ダム周辺に設定された一周4.2kmのコースは、1カ所だけ短距離で急激な登りがあるものの、それ以外はゆるやかなアップダウンが繰り返される。ダム周辺の道路は道幅が狭く曲がりくねった部分もあり、数十秒の逃げが決まれば集団からは見えなくなる。

当日は朝から曇りの天気だったが、P1クラスタがスタートする正午前には陽が差しはじめ、暑さを感じる中でのレースとなった。

スタート直後から数名が先行する場面があるももの、タイム差は20秒以上に開くことはなく集団が吸収していく。レース中盤に入ると、それまでコントロールするチームが無かった集団の先頭に宇都宮ブリッツェン(以下ブリッツェン)のメンバーが集まり、牽引を開始する。ブリッツェンの後ろはチームブリヂストンサイクリング、シマノレーシングの順で続き、集団は縦に長く伸びた状態でレース終盤へ。

残り2周、それまで1周6分ほどで周回していた集団を、ブリッツェンが一気に5分40秒台までペースアップ。最終周回に入ると集団の分断が始まり、約20名ほどの先頭集団でのスプリント勝負に持ち込まれた。

残り100mの最終コーナーにブリッツェンの岡篤志が先頭で現れる。チームブリヂストンサイクリングの窪木一茂が迫ったものの、岡がそのまま先頭でフィニッシュ。小野寺玲が2位に入り、ブリッツェンが1-2フィニッシュを達成した。

 
P1クラスタ表彰式
P1クラスタ表彰式
Jプロツアー開幕戦は金武町の仲間一(はじめ)町長の号砲でスタートした
Jプロツアー開幕戦は金武町の仲間一(はじめ)町長の号砲でスタートした


Jプロツアー第1戦
第1回JBCFおきなわロードレースDay-1

日付:2018年2月24日
会場:沖縄県国頭群金武町
距離:一周4.2km×12周=50.4km(P1)


結果 P1クラスタ 50.4km
1位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) 1時間12分23秒
2位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) +0秒
3位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)
4位 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン)
5位 黒枝咲哉(シマノレーシング)
6位 入部正太朗(シマノレーシング)

Jプロツアーリーダー 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 小山智也(イナーメ信濃山形)


写真・文:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟

 
Jプロツアーリーダー 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)、U23リーダー 小山智也(イナーメ信濃山形)
Jプロツアーリーダー 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)、U23リーダー 小山智也(イナーメ信濃山形)