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Jプロツアー2018 第3戦・修善寺ロードレースDay-1はホセ・ビセンテ・トリビオが優勝
レース
2018.03.18
Jプロツアー第3戦は、2014年以来4年ぶりの開催となる日本サイクルスポーツセンターが舞台。コースは5kmサーキットに3kmコースを組み合わせた1周8kmを右回り(逆周回)する。厳しいアップダウンが繰り返されるため、サバイバルレースになるコースだ。
スタート直後からアタックが繰り返され、シマノレーシング、那須ブラーゼン、チームブリヂストンサイクリングなどのメンバーが飛び出しを図る。しかし決定的な動きにならないままレースは進行する。後半に入るとマトリックスパワータグが動き出す。土井雪広らが集団前方でペースアップを繰り返し、シマノレーシングや宇都宮ブリッツェンがこれに応戦。集団の人数は絞られ、20人ほどになる。
残り3周、秋田拓磨(シマノレーシング)が単独で飛び出し、一時20秒ほどの差を後続につける。残り2周、差が詰まったところで鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)が合流。その後鈴木の独走となって最終周回に突入するも、マトリックスパワータグが牽引する集団に吸収される。
残り距離が少なくなり、集団は牽制しながら進行。勝負は最後のスプリントに持ち込まれた。ホームストレートに続く登りを先頭で上がってきたのは、マトリックスパワータグのホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア。背後から黒枝咲哉(シマノレーシング)が並びかけるが僅差で下して優勝。昨年の個人総合王者が早くも今季1勝目を挙げた。
Jプロツアー第3戦
第1回JBCF修善寺ロードレースDay-1
日付:2018年3月17日
開催地・コース:静岡県伊豆市 日本サイクルスポーツセンター(8km/1周)
距離:80km(P1)、32km(F)、48km(E1)、32km(E2)、32km(E3)
結果 P1クラスタ 80km
1位 ホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア(マトリックスパワータグ) 2時間22分32秒
2位 黒枝咲哉(シマノレーシング) +0秒
3位 横山航太(シマノレーシング) +1秒
4位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
5位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング )
6位 アイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ)
Jプロツアーリーダー 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング )
U23リーダー 小山智也(イナーメ信濃山形)
写真・文:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟