日本最大級の体験型サイクリングリゾート・プレイアトレ土浦内に「りんりんスクエア土浦」がオープン

日本有数のサイクリングロード「つくば霞ケ浦りんりんロード」。その玄関口とも言うべきJR土浦駅。その駅ビルが３月29日、「プレイアトレ」としてリニューアルし、第一弾として「りんりんスクエア土浦」がオープンした。「日本最大級のサイクリングリゾート」掲げる同施設の魅力に迫る！

text&photo：サイクルスポーツ編集部

 

東京駅から特急電車で最短49分。都心からのアクセスが便利なJR土浦駅に３月29日、「プレイアトレ土浦」がオープンした。プレイアトレのコンセプトは、これまでの商品販売を中心とした駅ビルからの脱却をテーマとして、単にモノを売ることに留まらないコト発信、体験の提供に重きを置いている。

同施設は全長約180kmのサイクリングロード、「つくば霞ケ浦りんりんロード」の玄関口としての役割を担うと同時にサイクリストにとっての拠点施設となる。グランドオープンは2019年の秋以降を予定しており、今回はその第一弾として「りんりんスクエア土浦」が施設の地下１階と１階部分にオープンした。りんりんスクエア土浦は茨城県と土浦市、JR東日本が官民一体となって、取り組む商業施設であり、地方創生の新しい試みの一つとなる。

 

地下１階部分には、コインロッカーやシャワー、更衣室、駐輪所などレンタサイクルの保管スペース。１階にはサイクルショップ「ル・サイク」をはじめとして、輪行車の組立て、メンテナンス用のスペース。手ぶらでサイクリングが可能なレンタサイクルも完備。

またタリーズコーヒーとビアンキがコラボしたサイクルカフェも出店しており、現在オープン記念のコラボメニューも販売している。さらに館内にはコンビニもあり、自転車を持ったまま補給食等を購入できるのはサイクリストにとって嬉しいポイントだ。

オープン初日は茨城県知事･大井川和彦氏や、サイクルライフナビゲーターの絹代さんなどが出席し、開業のテープカットを行った。大井川知事は「りんりんスクエア土浦は全長180kmの「つくば霞ケ浦りんりんロード」の拠点となるべく本日開業を迎えました。土浦は東京からも近く、信号に邪魔されず、自由にサイクリングを楽しめる場所です。このりんりんスクエア土浦ができてさらに注目度が上がるのではないかと私も期待しております」と語った。

 

今後は、2019年秋以降のグランドオープンに向けて続々と施設が開業する。

第２弾はグッドモーニングカフェなど、人気飲食店を数多く手がけるバルニバービが運営する約600坪の飲食ゾーンがオープン予定。第３弾は2019年５月に地元の人気ショップを集めたフードマーケットがオープン。そして第４弾としてサイクリングホテルが開業し、グランドオープンとなる。４月22日にはサイクリスト向けの開業記念ライドも開催予定だ。りんりんスクエア土浦の今後の展開からますます目が離せない！
 

りんりんスクエア土浦
住所　茨城県土浦市有明町1ｰ30 PLAYatré（プレイアトレ）土浦内
TEL 029･835･3000
営業時間：10時～21時
※一部店舗により営業時間が異なる。
定休日：無休