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Jプロツアー2018 第6戦・東日本ロードクラシック群馬大会Day-2はマトリックスのカサソラが優勝

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Jプロツアー第6戦は僅差のスプリントを制したアイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ)が優勝
Jプロツアー第6戦は僅差のスプリントを制したアイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ)が優勝


東日本ロードクラシック2日目の第52回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-2は、レースレーティングが最上位のAAAA(クアトロ・エー)に指定されるレース。ポイントは通常の3倍となる。
 
この日も1周目からアタックが繰り返され集団が縦長に伸びる展開。3周目の心臓破りの登りで入部正太朗(シマノレーシング)が単独で抜け出す。5周目に集団との差が50秒まで広がったところで、樋口峻明(那須ブラーゼン)が追走して入部に追いつく。逃げる2人と集団との差は1分まで広がるが、6周目に入ると差が一気に縮まって吸収される。その後20人ほどが先行する場面もあったが、11周目までに全ての逃げが吸収されて一旦リセットされる。
 
12周目、安原大貴(マトリックスパワータグ)と増田成幸(宇都宮ブリッツェン)がアタック。これを宇都宮ブリッツェンの岡篤志と鈴木龍、山本元喜(キナンサイクリングチーム)が追走して合流する。さらにメイン集団からアイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ)、ホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア(マトリックスパワータグ)、窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)らを含む8人が合流し、13人の先頭集団が形成される。
 
13周目、メイン集団との差は3分30秒まで開く一方、15周目には5人が追走して合流した先頭集団は18人になる。メイン集団との差は一時3分を切るところまで縮まるが再び広がり、勝負は先頭集団に絞られた。
 
16周目からは宇都宮ブリッツェンが波状攻撃をしかける。岡、雨澤毅明、鈴木譲らが次々とアタックし、先頭集団の人数を絞っていく。18周目までに残ったのは11人。その中から、心臓破りに向けての上りでアルコレアがアタックして独走する。岡が追走するものの、差は30秒まで開く。
 
アルコレアのスピードは衰えず、独走のまま最終周回に突入。しかし増田、鈴木譲ら宇都宮ブリッツェンが追走し、残り3kmを前にアルコレアを吸収する。ここまでに残ったのは、増田、鈴木譲、鈴木龍、岡、入部、窪木、カサソラ、アルコレアの8人。最後はスプリント勝負となり、先行する窪木を残り50mでまくりに行ったカサソラが並びかけ、ほぼ同時にフィニッシュラインを超える。写真判定になるほど僅差の勝負だったが、ガッツポーズをしたカサソラの優勝が確定した。

 
P1クラスタ表彰式
P1クラスタ表彰式
スタートしたP1クラスタ
スタートしたP1クラスタ


Jプロツアー第6戦
第52回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-2
日付:2018年4月29日(日)
開催地・コース:群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター(6km/1周)
距離:132km(P1)、24km(F)、36km(E1)、30km(Y)、24km(E2)、18km(E3)


結果 P1クラスタ 132km
1位 アイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ) 3時間15分48秒
2位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) +0秒
3位 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン) +0秒
4位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +0秒
5位 入部正太朗(シマノレーシング) +1秒
6位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +1秒
 
Jプロツアーリーダー 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング )
U23リーダー 小山智也(イナーメ信濃山形)

写真・文:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟

 
ルビーレッドジャージは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)、ピュアホワイトジャージは小山智也(イナーメ信濃山形)
ルビーレッドジャージは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)、ピュアホワイトジャージは小山智也(イナーメ信濃山形)


Jプロツアー2018 次戦のスケジュール
5月12日(土)
Jプロツアー第7戦 第5回 JBCF 宇都宮クリテリウム

5月13日(日)
Jプロツアー第8戦 第2回 JBCF 宇都宮ロードレース