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宮崎じてんしゃ旅:Route01【日南海岸ルート】
その他
2019.01.01
案内人
南国発、最果て行きの旅
温暖な気候で、年間の快晴日数が全国でトップクラスに多い宮崎県。その象徴ともいえるのが日向灘を望む海岸線の風景だろう。そこで、海幸彦と山幸彦伝説の舞台といわれる〝神の島〞青島を起点に、国道220号、通称「日南ロードパーク」をひたすら南下、都井岬へ至るルートを走ってみた。全行程は90kmほどだが、道中はアップダウンが少なく、走りやすいルートだ。
スタートして最初に「おおっ」と 感嘆の声が漏れるのは堀切峠からの眺めだろう。ここは標高60m程度の小さな峠だが、180度の水平線をバックに奇岩「鬼の洗濯板」を見下ろ すダイナミックな景観が広がっている。沿道に生い茂るフェニックス(カナリーヤシ)の木や、峠を越えた少し先にある「道の駅フェニックス」の真っ白な建物(青い空や海にとて も映える!)、さらにそこで味わえる名物、冷凍パインが南国気分を高めてくれる。表情豊かな海岸線を眺めつつ、しばし飫肥(おび)までのサイクリングを楽しもう。
スタートして最初に「おおっ」と 感嘆の声が漏れるのは堀切峠からの眺めだろう。ここは標高60m程度の小さな峠だが、180度の水平線をバックに奇岩「鬼の洗濯板」を見下ろ すダイナミックな景観が広がっている。沿道に生い茂るフェニックス(カナリーヤシ)の木や、峠を越えた少し先にある「道の駅フェニックス」の真っ白な建物(青い空や海にとて も映える!)、さらにそこで味わえる名物、冷凍パインが南国気分を高めてくれる。表情豊かな海岸線を眺めつつ、しばし飫肥(おび)までのサイクリングを楽しもう。
道の駅 フェニックス
ザ・宮崎な風景が見渡せる堀切峠のすぐ近くある道の駅。名物の冷凍パインと果肉入りのプレミアム日向夏ソフトは必食!
DATA
宮崎市内海381-1 電話:0985-65-2773
飫肥はかつて伊東氏5万1000石の城下町として栄え、今も武家屋敷や石垣などが残る歴史情緒ある町だ。旧城下町は電線が地中に埋め込まれるなど、古くから景観保護の取り組みが行われており、江戸時代にタイムスリップしたような気分でポタリングが楽しめる。
そんな飫肥は、食べ歩きが人気のエリアでもある。いちおしのグルメは何といっても「おび天」。一見、さつま揚げのようだが、ひと口食べればまったくの別物。特に揚げ立てはこってり濃厚な甘さと、はんぺんにも似たふわふわの食感が特徴。食欲を猛烈に刺激する香ばしさも相まって、お腹を空かせたサイクリストならば一気に2〜3枚は食べてしまうこと請け合いだ。
おび天「蔵」飫肥城店
「おび天」はアジなどの地魚をすり身にし、豆腐、味噌、黒砂糖を加えて揚げたもの。ふわふわした食感と甘じょっぱさがクセになる。
DATA
日南市飫肥9-1-8 電話:0987-25-5717
国道から内陸に延びる県道に入り、都井岬がいよいよ迫ってくると、上り坂も多くなってくる。後半だけにキツいが、都井岬に到着すればそれも納得。断崖からの大海原を背景に野生馬が草を食むという、そんじょそこらでは出会うことのできないすばらしい絶景があなたを待っている。