トピックス
ロードホイール新製品一気乗り! ジップ・303ファイアクレストチューブラー
2014.01.15
ジップのミドルハイトリムモデル
2013年シーズンは、オメガファルマ・クイックステップのスプリンター、マーク・カヴェンディッシュの活躍を足元でささえるなど、ロード用ホイールの代表的なブランドのひとつとなったジップ。
同社のモデル名はリムの構造によってモデルナンバーが異なる。紹介する303は45mmのリムハイトを持つフカーボンチューブラーホイールだ。
モデル名の最後につく「ファイアクレスト」の文字。これは同社のラインナップの中でも、幅が広く丸みを帯びた断面を持ち、、リム表面にディンプル加工というゴルフボールについているようなでこぼこ加工を施したモデルに与えられる。
この加工は、エアロダイナミクス向上を目的としたもの。進行方向正面からだけでなく、ななめ方向からの空気の流れに対しても高い空力性能を発揮するためだ。
スポークはサピム製。フロントが18本、リヤが24本で組まれている。いずれもストレートプルタイプのスポークを使っている。リヤホイールはフリー側がラジアル組、反フリー側がタンジェント組と、めずらしい組み合わせだ。
同社のモデル名はリムの構造によってモデルナンバーが異なる。紹介する303は45mmのリムハイトを持つフカーボンチューブラーホイールだ。
モデル名の最後につく「ファイアクレスト」の文字。これは同社のラインナップの中でも、幅が広く丸みを帯びた断面を持ち、、リム表面にディンプル加工というゴルフボールについているようなでこぼこ加工を施したモデルに与えられる。
この加工は、エアロダイナミクス向上を目的としたもの。進行方向正面からだけでなく、ななめ方向からの空気の流れに対しても高い空力性能を発揮するためだ。
スポークはサピム製。フロントが18本、リヤが24本で組まれている。いずれもストレートプルタイプのスポークを使っている。リヤホイールはフリー側がラジアル組、反フリー側がタンジェント組と、めずらしい組み合わせだ。
ペダルを踏み込んでいくと、グワンという音とともに加速していく。縦方向の剛性が高めだ。踏み込んだ力をホイールが受け止めてくれているという確かな感触があり、気持ちがいい。ロードインフォメーションをしっかりと伝えてくるが、硬くて不快ということはない。
縦方向に比べると、横方向はそこまでガチガチではない。コーナリング中ははねるようなことはなく、安定している。
ハブの回転はとてもスムーズ。ブレーキも効きにムラがなく安心できる。
ワイドリムは軽さとリムの剛性を両立するためにはいい。303はそれによって剛性過多にならないように上手く組まれていると思う。ミドルハイトのフルカーボンホイールのなかではかなりの好印象を持ったホイールだ。
複数ホイールを使っている人は、ブレーキキャリパーのセッティングを大きく変更しないといけないというのが、わずらわしく感じるかもしれない。ある程度、自分でいじれる人にとっては何の問題でもない。
価格/14万1750円(フロント)、16万8000円(リヤ)
※テスト時のタイヤはすべてハッチンソン・カーボンコンプを使用しています
縦方向に比べると、横方向はそこまでガチガチではない。コーナリング中ははねるようなことはなく、安定している。
ハブの回転はとてもスムーズ。ブレーキも効きにムラがなく安心できる。
ワイドリムは軽さとリムの剛性を両立するためにはいい。303はそれによって剛性過多にならないように上手く組まれていると思う。ミドルハイトのフルカーボンホイールのなかではかなりの好印象を持ったホイールだ。
複数ホイールを使っている人は、ブレーキキャリパーのセッティングを大きく変更しないといけないというのが、わずらわしく感じるかもしれない。ある程度、自分でいじれる人にとっては何の問題でもない。
価格/14万1750円(フロント)、16万8000円(リヤ)
※テスト時のタイヤはすべてハッチンソン・カーボンコンプを使用しています
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本誌サイクルスポーツでも、ホイールテストの記事を展開。テスターとして吉本司、小笠原崇裕、安井行生の3人を迎え、それぞれの脚質や体格によって違った見解を読むことができる。是非参考にしてほしい!
続きは紙で!
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